ボンゴ、ボンゴブローニィ、タイタンのリコールについて

平成16年11月11日、マツダ株式会社は下記のリコールを国土交通省に届出いたしました。

ご愛用の皆様には、大変ご迷惑をおかけし、心よりお詫び申し上げます。対象となるお客様には、販売店から、ダイレクトメール等でご案内させていただきますが、お早めに、最寄りのマツダ車販売店へ連絡いただき、修理(無料)をお受けいただきますようお願い申し上げます。

 

リコール届出番号 リコール開始日
1295 平成16年11月12日

基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因

(1)四輪駆動車の走行装置において、前輪ナックルのベアリング圧入部の構造が不適切なため、当該ベアリング圧入部に溜まった泥水により、オイルシールが摩耗して性能が低下し、ベアリングに泥水が侵入するものがあります。そのため、ベアリング内部のグリスが流出して異音が発生し、そのままの状態で使用を続けると、最悪の場合、当該ベアリングが破損し、走行不能に至るおそれがあります。
(2)四輪駆動車の動力伝達装置において、前軸差動装置のギヤ比の設定が不適切なため、後輪タイヤの摩耗状態や積載条件によっては、四輪駆動で走行すると、前後輪のタイヤ回転数差に比例して動力伝達装置にねじりトルクが発生し、四輪駆動から二輪駆動への切り換え操作をしているにもかかわらず、二輪駆動になっていないことがあります。そのため、高速走行を行うと、前軸差動装置が異常に発熱し、オイルシールが損傷してオイルが漏れ、ベアリングやギヤが焼付き、最悪の場合、前輪がロックして走行不能に至るおそれがあります。

改善措置の内容

(1)全車両、ナックルを対策品(ベアリング付き)と交換します。なお、対策品の供給に時間を要すことから、当面の暫定措置として、全車両、ベアリングの摩耗を点検し、異常が認められるものは、ベアリングを新品と交換します。
(2)全車両、前軸差動装置を対策品と交換すると共に、四輪駆動未解除警告機能や油温警告機能を追加した四輪駆動コントロールユニットに交換します。なお、対策品の供給に時間を要することから、当面の暫定措置として四輪駆動の作動及び前軸差動装置のオイル量を点検し、異常が認められるものは、前軸差動装置を新品に交換すると共に、対策品に交換するまでの間、四輪駆動を使用しないよう周知します。なお、緊急脱出等で四輪駆動を使用する場合の注意事項を記載したコーションラベルをサンバイザーに貼付け、その内容を周知します。

対象車両

型式 通称名 対象車の車台番号の範囲及び製作期間 対象車の台数 備考
KG-SK22M ボンゴ SK22M-100009~SK22M-301284平成11年7月5日~平成15年10月1日 5,854 (1)
GC-SK82M
GE-SK82M
TC-SK82M
SK82M-100006~SK82M-301136平成11年5月20日~平成15年10月1日 3,335
KF-SK22L
KG-SK22L
SK22L-100010~SK22L-300482平成11年5月10日~平成15年9月30日 649
SK22L-100011~SK22L-300481平成11年5月10日~平成15年9月27日 2,191 (1)(2)
SK22L-300484~SK22L-300540平成15年10月4日~平成15年11月27日 41 (2)
GC-SK82L
GE-SK82L
TC-SK82L
SK82L-100004~SK82L-300691平成11年5月11日~平成15年10月1日 1,707 (1)(2)
SK82L-100014~SK82L-300682平成11年5月21日~平成15年9月26日 561 (1)
SK82L-300692~SK82L-301563平成15年10月1日~平成16年10月30日 674 (2)
KR-SKF2L SKF2L-100007~SKF2L-100090平成15年12月15日~平成16年4月9日 67
KG-SK24L ボンゴブローニイ SK24L-100003~SK24L-100060平成11年6月10日~平成12年8月9日 58
KG-SK26L SK26L-100002~SK26L-100106平成11年6月17日~平成12年8月30日 105
KG-SK54L SK54L-100007~SK54L-100262平成11年6月17日~平成12年9月1日 191
KG-SK56L SK56L-100003~SK56L-100378平成11年6月11日~平成12年9月1日 376
KG-SY54L タイタン SY54L-100004~SY54L-200155平成12年9月25日~平成16年7月23日 349
KG-SY56L SY56L-100016~SY56L-200620平成12年9月25日~平成16年7月30日 1,310

ご注意

  1. 対象車の含まれる車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれていますので、くわしくは最寄りの販売店にお問い合わせ下さい。
  2. 対象車の製作期間はご購入の時期とは異なります。

お問合せ窓口

当サイトでは1990年以降の車種の情報を掲載しています。車種の掲載がない場合は下記マツダコールセンターまでお問合せください。

マツダコールセンター

0120-386-073

受付時間
平日:9:00~17:00
土日祝:9:00~12:00  13:00~17:00

  • 携帯電話からもご利用になれます。
  • お手元に車検証をご準備のうえ、お電話ください。
  • 通話内容は、内容確認のため録音させていただいています。
  • 折り返しお客様にご連絡させていただく場合のためにナンバーディスプレイを採用しています。
  • 純正部品に関する情報(品番、価格、納期等)につきましては、取付対象のおクルマの車検証をお持ちになって、最寄りのマツダ特約販売店にてご確認ください。

個人情報の取扱い

インターネット

下記リンク先のフォームよりお問合せいただけます。

  • おクルマの故障や修理に関するご相談についてインターネットでのお問合せは対応しかねますので、最寄りのマツダ特約販売店、もしくはマツダコールセンターフリーダイヤルへご連絡くださいますようお願いいたします。
  • メーカー本社(マツダ株式会社)へのお問合せです。
  • お問合せへの回答は平日のみとなります。
  • 商品等の売り込みについてはご遠慮願います。
  • 国内(日本)仕様車専用の問合せ窓口です。海外仕様車は各国ディストリビューターへご連絡ください。

This site is Japanese specifications cars only.
≪For customers outside of Japan≫
Please contact the Mazda distributor or dealer of your region.
List of Mazda Overseas Distributors.

インターネットでのお問合せ

前のページに戻る