キャロル(無段変速機(CVT)付き)のリコールについて

平成17年3月29日、マツダ株式会社にキャロルを供給していますスズキ株式会社より下記のリコールを国土交通省に届出いたしました。

ご愛用の皆様には、大変ご迷惑をおかけし、心よりお詫び申し上げます。対象となるお客様には、販売店から、ダイレクトメール等でご案内させていただきますが、お早めに、最寄りのマツダ車販売店へ連絡いただき、修理(無料)をお受けいただきますようお願い申し上げます。

リコール届出番号 リコール開始日
1397 平成17年03月30日

基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因

無段変速機(CVT)において、
(1)変速部の防塵構造が不適切なため、ダストにより変速部のスライダが摺動不良となり、変速できなくなることがあります。そのため、最悪の場合、高速側で変速が固定された場合には、発進時に電磁クラッチが締結されなくなり、走行できなくなるおそれがあります。
(2)動力伝達経路を切替えるクラッチの構造が不適切なため、操作方法によっては当該クラッチが固着して、加速不良や変速不良となるおそれがあります。

改善措置の内容

全車両、無段変速機を対策品と交換します。

対象車両

型式 通称名 対象車の車台番号の範囲及び製作期間 対象車の台数 備考
GF-HB22S キャロル HB22S-610017~HB22S-610480平成11年10月19日~平成12年9月27日 168
HB22S-620001~HB22S-620033平成13年1月10日~平成13年3月28日 22
TA-HB23S HB23S-900002~HB23S-900053平成13年4月9日~平成13年6月27日 32

ご注意

  1. 対象車の含まれる車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれていますので、くわしくは最寄りの販売店にお問い合わせ下さい。
  2. 対象車の製作期間はご購入の時期とは異なります。

前のページに戻る