ファミリアバン(ディーゼルエンジン車)のリコールについて

平成19年3月9日、マツダ株式会社にファミリアバンを供給しております日産自動車株式会社より下記のリコールを国土交通省に届出いたしました。

ご愛用の皆様には、大変ご迷惑をおかけし、心よりお詫び申し上げます。対象となるお客様には、販売店から、ダイレクトメール等でご案内させていただきますが、お早めに、最寄りのマツダ車販売店へ連絡いただき、修理(無料)をお受けいただきますようお願い申し上げます。

リコール届出番号 リコール開始日
1834 平成19年03月09日

基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因

ブレーキ倍力装置において、バキュームポンプのスプロケットの強度が不足しているため、スプロケットの歯が異常に磨耗するものがあります。そのため、そのまま使用を続けると、バキュームポンプチェーンが当該スプロケットの歯に乗り上げ、チェーンガイドとの間に挟まれ、リヤカムスプロケットの回転がロックし、最悪の場合、チェーンが切れる、又はリヤカムスプロケットボルトが折損し、ブレーキ倍力装置が作動しなくなり、ブレーキの効きが悪くなるおそれがあります。

改善措置の内容

全車両、エンジン番号を確認し、対象の場合は、良品のバキュームポンプスプロケットを組付けたシリンダーヘッドリヤカバー一式と交換します。

対象車両

型式 通称名 対象車の車台番号の範囲及び製作期間 対象車の台数 備考
KF-BVEY11
KJ-BVEY11
ファミリア VEY11-520308~VEY11-520463平成13年4月4日~平成13年5月30日 113
KF-BVENY11 VENY11-520104~VENY11-520118平成13年4月4日~平成13年5月16日 9
KF-BVEY11
KJ-BVEY11
平成13年4月2日~平成13年5月23日 54 対象となる原動機が補用品として、左記制作期間までの間に製造され、載せ換えられたもの
KF-BVENY11 16

(備考)
本届出の対象車については、平成16年1月21日付け「届出番号 1031」で同様の部位のリコール届出がされていますが、今回は、スプロケットについて製造要因による問題が発生したため、対策を行うものです。

ご注意

  1. 対象車の含まれる車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれていますので、くわしくは最寄りの販売店にお問い合わせ下さい。
  2. 対象車の製作期間はご購入の時期とは異なります。

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