スクラムのリコールについて(2)

平成27年4月16日、マツダ株式会社にスクラムを供給しているスズキ株式会社は下記のリコールを国土交通省に届出いたしました

ご愛用の皆様には、大変ご迷惑をおかけし、心よりお詫び申し上げます。対象となるお客様には、販売店から、ダイレクトメール等でご案内させていただきますので、最寄りのマツダ販売店へ連絡いただき、修理(無料)をお受けいただきますようお願い申し上げます。

リコール届出番号 リコール開始日
3555 平成27年04月17日

基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因

機械式自動変速機において、変速機単体の作動検査時に使用する検査用オイルの抜き取り作業が不適切なため、変速機内部にオイルが残留しているものがあります。そのため、車両組立時に規定量のオイルを入れると、規定より油量が多くなり、そのままの状態で高速走行をすると油温が上昇し、変速機の内部部品が溶損したり、熱の影響で変速機周辺のハーネスが溶損して、最悪の場合、走行不能やエンジンが再始動できないおそれがあります。

改善措置の内容

全車両、機械式自動変速機のブリーザからのオイル吹き出しの有無やオイルの注入量を点検し、オイルの吹き出しがある場合は、当該変速機、アクチュエータ、及び当該変速機周辺のワイヤーハーネスを新品に交換するとともに正規オイル量を注入します。また、オイルの注入量過多がある場合は、当該変速機、及び当該変速機周辺のワイヤーハーネスを新品に交換するとともに正規オイル量を注入します。

対象車両

型式 通称名 対象車の車台番号の範囲及び製作期間 対象車の台数 備考
HBD-DG17V スクラム DG17V-100004~DG17V-100258平成27年2月14日~平成27年2月20日 176

ご注意

  1. 対象車の含まれる車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれていますので、くわしくは最寄りの販売店にお問い合わせ下さい。
  2. 対象車の製作期間はご購入の時期とは異なります。

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