平成21年3月5日、 マツダ株式会社は下記のリコールを国土交通省に届出いたしました。
ご愛用の皆様には、大変ご迷惑をおかけし、心よりお詫び申し上げます。対象となるお客様には、販売店から、ダイレクトメール等でご案内させていただきますので、最寄りのマツダ車販売店へ連絡いただき、修理(無料)をお受けいただきますようお願い申し上げます。
リコール届出番号 | リコール開始日 |
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2268 | 平成21年03月6日 |
基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因
(1)フロントサスペンションにおいて、ロアアームとロアアームボールジョイントの組み付け工程が不適切なため、ボルトの締め付け力が不足するものがあります。そのため、そのままの状態で使用を続けると、当該ボルトが緩み、最悪の場合、当該ボルトが折損し、走行不能となるおそれがあります。
(2)リコール届出番号1821の市場措置において、ロアアーム、またはロアアームボールジョイントを交換した場合のボルトの締め付け方法が不適切なため、ボルトの締め付け力が不足するものがあります。そのため、そのままの状態で使用を続けると、当該ボルトが緩み、最悪の場合、当該ボルトが折損し、走行不能となるおそれがあります。
改善措置の内容
全車両、当該ボルトの締め付け状態を点検し、当該ボルトとロアアーム表面に隙がある、または当該ボルトが脱落や折損している場合は、ロアアーム一式を新品と交換します。なお、当該ボルトとロアアーム表面に隙がない場合は、規定のトルクで締め付けます。
対象車両
型式 | 通称名 | 対象車の車台番号の範囲及び製作期間 | 対象車の台数 | 備考 |
TC-SYE4T | タイタン | SYE4T-201882~SYE4T-202622平成16年11月9日~平成18年3月27日 | 105 | 2WDのみ (2) |
SYE4T-202637~SYE4T-203676平成18年4月6日~平成20年11月28日 | 1,036 | 2WDのみ (1) |
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TC-SYE6T | SYE6T-207730~SYE6T-211725平成16年11月1日~平成18年4月4日 | 803 | 2WDのみ (2) |
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SYE6T-211729~SYE6T-217849平成18年4月5日~平成20年12月1日 | 6,091 | 2WDのみ (1) |
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KR-SYF4T | SYF4T-100023~SYF4T-100641平成16年11月18日~平成18年4月3日 | 40 | 2WDのみ (2) |
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SYF4T-100642~SYF4T-101204平成18年4月5日~平成19年7月26日 | 562 | 2WDのみ (1) |
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KR-SYF6T | SYF6T-100015~SYF6T-103231平成16年11月12日~平成18年4月4日 | 237 | 2WDのみ (2) |
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SYF6T-103232~SYF6T-106618平成18年4月5日~平成19年7月31日 | 3,359 | 2WDのみ (1) |
(備考)
本届出(1)は、平成19年2月2日付け届出番号「1821」のリコール届出と同様な問題ですが、市場措置が不要と判断した期間の一部の車種において、新たな問題が判明したため、届出を行うものです。
本届出(2)は、平成19年2月2日付け届出番号「1821」のリコール届出の改善措置において、ロアアーム、またはロアアームボールジョイントを交換した車両は再度対策を行うと共に、未実施車両についてはこの度の改善措置に切り替えるものです。
ご注意
- 対象車の含まれる車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれていますので、詳しくは最寄りの販売会社にお問合せください。
- 対象車の製作期間はご購入の時期とは異なります。