MAZDA3のリコールについて

令和2年12月10日、マツダ株式会社は下記のリコールを国土交通省に届出いたしました。

ご愛用の皆様には、大変ご迷惑をおかけし、心よりお詫び申し上げます。対象となるお客様には、販売店から、ダイレクトメール等でご案内させていただきますので、最寄りのマツダ販売店へご来店日時をご相談いただき、修理(無料)をお受けいただきますようお願い申し上げます。対象車両につきましては、当ページの上側にある「リコール情報検索」にて、ご愛用車の車台番号を入力することで確認できます。

リコール届出番号 リコール開始日
4857 令和02年12月11日

基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因

(1)エンジン制御コンピュータにおいて、燃料噴射制御プログラムが不適切なため、燃焼室に大量の燃料蒸発ガスが流れ込んだ際に、インジェクタによる燃料噴射量を正しく制御できないことがあります。そのため、燃焼に必要な燃料噴射量が不足し、最悪の場合、低車速時にエンストするおそれがあります。
(2)エンジン制御コンピュータにおいて、アイドリングストップ後の再始動制御プログラムが不適切なため、アイドリングストップを判別するためのエンジン停止判定処理が遅れた場合、アイドリングストップ後にエンジンが再始動しなくなるおそれがあります。

改善措置の内容

(1)全車両、エンジン制御コンピュータの燃料噴射制御プログラムを対策プログラムに修正します。
(2)全車両、エンジン制御コンピュータのアイドリングストップ後の再始動制御プログラムを対策プログラムに修正します。

対象車両

型式 通称名 対象車の車台番号の範囲及び製作期間 対象車の台数 備考
6BA-BP5P MAZDA3 BP5P-101514~BP5P-106282令和元年6月13日~令和元年9月19日 10 (1) 10台
(2) 10台
5BA-BPFP BPFP-100420~BPFP-107339令和元年6月12日~令和元年10月14日 12 (2) 12台

備考)本届出は、令和元年12月19日付け届出番号「4631」としてリコール届出を行ったものですが、改善措置の作業指示が不適切であったため、一部の車両において、エンジン制御コンピュータのプログラム修正が完了できていないことが判明したことから、リコールを実施するものです。

ご注意

  1. 対象車の含まれる車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれていますので、詳しくは最寄りの販売会社にお問合せください。
  2. 対象車の製作期間はご購入の時期とは異なります。

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