CX-60のリコールについて

令和5年4月6日、マツダ株式会社は下記のリコールを国土交通省に届出いたしました。

ご愛用の皆様には、大変ご迷惑をおかけし、心よりお詫び申し上げます。対象となるお客様には、販売店からダイレクトメール等でご案内させていただきますので、最寄りのマツダ販売店へご来店日時をご相談いただき、修理(無料)をお受けいただきますようお願い申し上げます。対象車両につきましては、当ページの上側にある「リコール情報検索」にて、ご愛用車の車台番号を入力することで確認できます。

リコール届出番号 リコール開始日
5297 令和05年04月7日

基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因

(1)トランスミッション制御コンピュータにおいて、制御プログラムが不適切なため、変速時やEV走行からのエンジン再始動時に、
    強めにブレーキを踏むと締結しているクラッチが解放しないことがあります。そのため、エンジン回転が低下し、最悪の場合エンストする
    おそれがあります。
(2)電力変換装置(インバータ)において、制御プログラムが不適切なため、プッシュボタンスタートをオフした直後にオンするとインバータが
    起動しないことがあります。そのため、アイドリングストップ後にエンジンが再始動できなくなります。また、バッテリーへの充電が停止
 するため、充電警告灯が点灯し、最悪の場合エンストするおそれがあります。
(3)コンビネーションメータ(フル液晶タイプ)において、制御プログラムが不適切なため、メータの液晶画面を表示するための起動制御が完了
    できないことがあります。そのため、速度計や警告灯等が表示できないおそれがあります。

改善措置の内容

(1)全車両、トランスミッション制御コンピュータの制御プログラムを対策プログラムに修正します。
(2)全車両、インバータの制御プログラムを対策プログラムに修正します。
(3)全車両、コンビネーションメータの制御プログラムを対策プログラムに修正します。

対象車両

型式 通称名 対象車の車台番号の範囲及び製作期間 対象車の台数 備考
3CA-KH3R3P CX-60 KH3R3P-100013~KH3R3P-108499令和4年7月5日~令和5年1月21日 7,874 (1)6,220
(2)7,627
(3)7,874
3DA-KH3P KH3P-100016~KH3P-103470令和4年11月19日~令和5年1月23日 2,012 (3)2,012
5LA-KH5S3P KH5S3P-100005~KH5S3P-100642令和4年10月19日~令和5年1月20日 606 (3)606
5BA-KH5P KH5P-100025~KH5P-100376令和4年12月15日~令和5年1月21日 190 (3)190

ご注意

  1. 対象車の含まれる車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれていますので、詳しくは最寄りの販売会社にお問合せください。
  2. 対象車の製作期間はご購入の時期とは異なります。

前のページに戻る