令和6年5月16日、マツダ株式会社は下記のリコールを国土交通省に届出いたしました。
ご愛用の皆様には、大変ご迷惑をおかけし、心よりお詫び申し上げます。対象となるお客様には、販売店からダイレクトメール等でご案内させていただきますので、最寄りのマツダ販売店へご来店日時をご相談いただき、修理(無料)をお受けいただきますようお願い申し上げます。
更新作業につきまして問題があり作業を中止させていただいておりましたが、準備が整い、更新作業を再開しております。
更新作業の中断によりご迷惑をおかけしましたこと、深くお詫び申し上げます。
対象車両につきましては、当ページの上側にある「リコール情報検索」にて、ご愛用車の車台番号を入力することで確認できます。
リコール届出番号 | リコール開始日 |
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5473 | 令和06年05月31日 |
基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因
(1)エンジン制御コンピュータにおいて、燃料蒸発ガス濃度の学習条件が不適切なため、パージバルブが開弁していない際に学習し、実際よりも低い濃度として判定することがあります。そのため、走行直後など、燃料タンク内の燃料温度が高くなり、高濃度のガスがエンジンに取り込まれた場合に失火し、最悪の場合、エンストするおそれがあります。
(2)トランスミッション制御コンピュータにおいて、減速中のクラッチ制御が不適切なため、クラッチを解放するタイミングの遅れや、意図しないタイミングでのクラッチ締結が発生することがあります。そのため、減速中にエンジン回転が低下し、最悪の場合、低車速時にエンストするおそれがあります。
改善措置の内容
(1)全車両、エンジン制御コンピュータの制御プログラムを対策プログラムに修正します。
(2)全車両、トランスミッション制御コンピュータの制御プログラムを対策プログラムに修正し、トランスミッションの初期学習を実施します。
対象車両
型式 | 通称名 | 対象車の車台番号の範囲及び製作期間 | 対象車の台数 | 備考 |
5BA-KH5P | CX-60 | KH5P-100009~KH5P-105018令和4年12月14日~令和5年10月31日 | 5,007 | (1)4,696 (2)4,925 |
ご注意
- 対象車の含まれる車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれていますので、詳しくは最寄りの販売会社にお問合せください。
- 対象車の製作期間はご購入の時期とは異なります。