タイタンのリコールについて

令和6年10月24日、マツダ株式会社にタイタンを供給しているいすゞ自動車株式会社は下記のリコールを国土交通省に届出いたしました。

ご愛用の皆様には、大変ご迷惑をおかけし、心よりお詫び申し上げます。対象となるお客様には、販売店からダイレクトメール等でご案内させていただきますので、最寄りのマツダ販売店へご来店日時をご相談いただき、修理(無料)をお受けいただきますようお願い申し上げます。対象車両につきましては、当ページの上側にある「リコール情報検索」にて、ご愛用車の車台番号を入力することで確認できます。

リコール届出番号 リコール開始日
5560 令和06年10月25日

基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因

小型トラックにおいて、電動パーキングブレーキシステムの制御プログラムが不適切なため、
(1)停止直前の電動パーキングブレーキ作動操作により、パーキングブレーキの引きずりを誤検知して電動パーキングブレーキ警告灯が点滅し、パーキングブレーキが解除できなくなるおそれがあります。
(2)電動パーキングブレーキ作動時に、正常なパーキングブレーキケーブルのストローク量を異常と誤検知し、電動パーキングブレーキ警告灯が点灯するおそれがあります。
(3)電動パーキングブレーキ作動時に、パーキングブレーキケーブルのストローク量を正しく認識できないことがあります。そのため、電動パーキングブレーキ作動操作の繰り返しによりケーブルが緩み、周辺部品と干渉することで、ケーブルの損傷やライニングの摩耗が生じ、最悪の場合、ケーブルが切断し、電動パーキングブレーキ警告灯が点灯するとともに、駐車中の車両が動き出すおそれがあります。

改善措置の内容

(1)(2)全車両、電動パーキングブレーキコントロールユニットの制御プログラムを対策プログラムに修正します。
(3) 全車両、電動パーキングブレーキコントロールユニットの制御プログラムを対策プログラムに修正します。また、パーキングブレーキケーブルを点検し、損傷が認められた場合には、ケーブルを新品に交換するとともに、ブレーキライニングの摩耗量を測定し、摩耗が認められた場合には、ライニングを新品に交換します。

対象車両

型式 通称名 対象車の車台番号の範囲及び製作期間 対象車の台数 備考
2RG-LJR88AF
2RG-LJR88AM
2RG-LJR88AT
2TG-LJR88AF
2TG-LJR88AM
タイタン LJR88-7000606~LJR88-7000788令和5年9月14日~令和6年5月28日 167 (1)167
(2)57
(3)167
2RG-LKR88AF
2RG-LKR88AM
2RG-LKR88AT
2RG-LKR88C
2RG-LKR88M
2TG-LKR88AF
2TG-LKR88C
LKR88-7000707~LKR88-7000820令和5年9月14日~令和6年5月22日 100 (1)100
(2)45
(3)100
2RG-LLR88AC
2RG-LLR88AM
2TG-LLR88AC
2TG-LLR88AM
LLR88-7000206~LLR88-7000231令和5年9月14日~令和6年5月14日 25 (1)25
(2)7
(3)25
2RG-LMR88AC
2RG-LMR88AM
2RG-LMR88C
2RG-LMR88M
2TG-LMR88AC
2TG-LMR88AM
2TG-LMR88C
2TG-LMR88M
LMR88-7000153~LMR88-7000203令和5年9月26日~令和6年5月11日 50 (1)50
(2)6
(3)50
2RG-LNR88AC LNR88-7000055~LNR88-7000061令和5年10月7日~令和6年5月8日 6 (1)6
(2)1
(3)6
2RG-LPR88AC
2RG-LPR88AM
2TG-LPR88AC
2TG-LPR88AM
LPR88-7000374~LPR88-7000484令和5年9月14日~令和6年5月17日 108 (1)108
(2)42
(3)108
2RG-LPR88YM LPR88Y-7000116~LPR88Y-7000138令和5年9月18日~令和6年5月9日 22 (1)22
(2)5
(3)22

ご注意

  1. 対象車の含まれる車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれていますので、詳しくは最寄りの販売会社にお問合せください。
  2. 対象車の製作期間はご購入の時期とは異なります。

前のページに戻る