マツダ株式会社は下記のサービスキャンペーンを国土交通省に通知いたしました。
ご愛用の皆様には、大変ご迷惑をおかけし、心よりお詫び申し上げます。対象となるお客様には、販売店から、ダイレクトメール等でご案内させていただきますので、最寄りのマツダ車販売店へ連絡いただき、修理(無料)をお受けいただきますようお願い申し上げます。
サービスキャンペーン開始日 |
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平成16年10月22日 |
不具合の内容
(1)エンジン制御用コンピュータにおいて、冷間始動時の燃料噴射量が若干濃い目に設定されているため、バッテリーが上がり気味の状態でクランキングを長く行った場合、点火プラグが濡れて始動出来ないことがあります。
(2)低外気温下で暖機が不十分な状態で運転を止め、長時間放置する等の使用を行った場合、エンジン内に残留した水分がシール溝内で氷結して、シールの動きが阻害されるものがあります。そのため、エンジンの圧縮圧が低下し、始動出来ないことがあります。
(3)エンジン制御用コンピュータにおいて、故障診断用プログラムが不適切なため、バッテリー上がり時にブースタケーブルを接続してエンジンを始動した場合等、電子制御スロットル用サブコンピュータが初期化途中で、メインコンピュータが当該サブコンピュータの通信エラーと誤って判定し、エンジン警告灯が点灯します。
改善の内容
(1)全車両、燃料噴射量制御プログラムを書き換えます。
(2)全車両、冷間始動後のファーストアイドル回転数制御プログラムを書き換えます。
(3)全車両、故障診断用プログラムを書き換えます。
対象車両
型式 | 通称名 | 対象車の車台番号の範囲及び製作期間 | 備考 |
LA-SE3P | RX-8 | SE3P-100063~SE3P-118798平成15年2月19日~平成16年3月11日 |
ご注意
- 対象車の含まれる車台番号の範囲には、実施済み車両も含まれていますので、くわしくは最寄りの販売店にお問い合わせ下さい。
- 対象車の製作期間はご購入の時期とは異なります。
- このサービスキャンペーンは平成16年4月下旬より、新車点検等による入庫の機会を捉えて、実施して参りましたが、未だお済でないお客様がおられるため、この度、ホームページで公表しております。尚、マツダスピードバージョンをご愛用の皆様にはダイレクトメールでご案内させていただいておりますが、未だお済でないお客様がおられますので、以下の通り重ねてご案内申し上げます。
<マツダスピードバージョンRX-8の対象車両>
車名 | 型式 | 通称名 | 対象車の車台番号の範囲及び製作期間 | 備考 |
マツダ | LA-SE3P | RX-8 | SE3P-116765~SE3P-119432 平成16年1月22日~平成16年3月25日 |