ハイブリッドシステムの始動と停止
ハイブリッドシステムの停止
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車両を完全に停車させ、ブレーキペダルをしっかりと踏みます。
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パーキングブレーキをかけます。
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Pポジションスイッチを押して、シフトポジションをPにします。
→参照「Pポジションスイッチ」
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シフトポジションがPになっていることを確認します。
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パワースイッチを押します。READYインジケーターが消灯するとともにハイブリッドシステムが停止し、電源ポジションがOFFになります。
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ブレーキペダルから足をゆっくり離し、パワースイッチの表示灯が消灯していることを確認します。
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緊急時以外は、走行中にハイブリッドシステムを停止しないでください。走行中にハイブリッドシステムが停止すると、思わぬ事故につながるおそれがあります。
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車から離れるときは、ハイブリッドシステムを停止するとともに必ずシフトポジションをPにし、パーキングブレーキをかけ、ドアを施錠してください。
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電源ポジションをONからACCまたはOFFにしたとき、キーの電池容量が少なくなっていることを感知したら、KEY表示灯 (緑) が点滅します。新しい電池と交換してください。
→参照「キー」
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ハイブリッドシステム停止時に、高電圧バッテリー付近から“コトン”、“カチッ”などの音が聞こえることがありますが、これは高電圧リレーが作動する音で異常ではありません。
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電源ポジションをOFFにしたあと、すぐに再始動をした場合、ハイブリッドシステムが始動できない場合があります。電源ポジションをOFFにしたあとの再始動操作は、数秒間待ってから行ってください。
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電源ポジションをOFFにせずに車から離れると
KEY警告灯 (赤) が点滅し、警告チャイムが鳴ります。
→参照「チャイムがなったときは」
自動Pポジション切り替え機能
電源ポジションがONでシフトポジションがP以外のとき、車両を完全に停止させ、パワースイッチを押すと、電源ポジションがOFFになり、シフトポジションが自動的にPポジションに切り替わります。
緊急ハイブリッドシステム停止
車両が停止していなくてもパワースイッチを押し続ける、または素早く何度も押すとハイブリッドシステムが停止します。
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緊急時以外は走行中にハイブリッドシステムを停止しないでください。走行中にハイブリッドシステムを停止してもハンドルやブレーキの操作は可能ですが、操作力の補助がなくなるためハンドルやブレーキの操作に力が必要になります。安全を確認し、すみやかに道路脇に停車してください。
Pポジション制御システムについて
Pポジション制御システムが故障すると、パワースイッチの操作では電源ポジションをOFFにできなくなることがあります。
Pポジション制御システムが故障した場合は、ただちにマツダ販売店で点検を受けてください。