マルチインフォメーションディスプレイは次の情報を表示します。
オドメーター
トリップメーター
水温計
燃料計
外気温
走行可能距離
平均燃費
瞬間燃費
メンテナンスモニター
車線逸脱警報システム表示
コンパス表示
ルーフ開閉状態表示
警告表示
INFOスイッチを押すごとに表示が切り替わります。
オドメーター
走行した総距離をkm単位で示します。
トリップメーター
一定区間の走行距離をkm単位で示します (右側の数字は100m単位です)。2種類 (TRIP A、TRIP B) の区間距離を計測することができます。たとえば、TRIP Aモードで給油してからの距離を測りながら、TRIP Bモードで出発してからの距離を測ることができます。電源ポジションがONのとき、INFOスイッチを押すごとに、TRIP A、TRIP Bが切り替わります。トリップメーターを“0”にもどすときは、それぞれのモードのときにINFOスイッチを1秒以上押します。
次のようなときは、トリップメーターの表示が“0”にもどります。
車両整備などでバッテリーとの接続が断たれたとき。
走行距離が9999.9kmを超えたとき。
電源ポジションがONのとき、エンジン冷却水の温度を示します。
高水温警告表示 (赤) が表示されたときは、オーバーヒートのおそれがあります。ただちに安全な場所に停車し、適切な処置をしてください。そのまま走行を続けると、エンジンの故障につながるおそれがあります。
→参照「オーバーヒートについて」
通常の走行ではエンジン冷却水の温度は100°C以下で安定しており、表示は100°Cより低い範囲を示します。
電源ポジションがONのとき、外気温を表示します。
次のようなとき、外気温表示の数値は周囲や車両の状況により、実際の外気温と異なることがあります。
著しく寒いとき、暑いとき
外気温が急激に変化したとき
停車時
低速走行時
現在の燃料残量と燃費から走行可能距離を算出して表示します。
走行可能距離が十分走行できる数値であっても燃料計の残量目盛りが“E”に近づくか、燃料残量警告表示が表示されたら早めに燃料を補給してください。
燃料残量警告表示が表示されると、燃料計の目盛りが1/4以上になるまで燃料を加えないと走行可能距離表示は変化しません。
走行可能距離とは、燃料計の残量目盛りがすべて消えるまで、あとどれくらい走行できるかを示すおよその距離になります。
お車を購入されたときやバッテリー端子をはずした後など過去の燃費情報がないときは、実際に走行できる距離と異なる数値を表示することがあります。
お車を購入されたときまたは、過去のデータを消去したときは、データを消去したときからの累積走行距離と累積消費燃料から、約1分間毎に平均燃費を算出して表示します。
表示されている過去のデータを消去するには、INFOスイッチを1.5秒以上押すまたは、トリップメーターのTRIP Aを“0.0”にもどします。データを消去すると、燃費を再算出して表示する前に1分間- - - km/Lを表示します。
走行しはじめてから、約2秒毎の瞬間燃費を消費燃料から算出して表示します。
時速が約5km/h以下になると- - - km/Lを表示します。
メンテナンスモニターをONにすると、定期点検またはオイル点検/交換の時期をお知らせすることが出来ます。
残りの期間や距離が0に近づくと、電源ポジションをONにしたときにメッセージが表示されます。
メンテナンスモニターの設定方法や表示内容は、メンテナンスモニターを参照してください。
→参照「メンテナンスモニター」
走行中は操作できません。
車両進行方向の方位を8方位で表示します。
停車中は、作動しません。
表示 |
方位 |
---|---|
N |
北 (North) |
S |
南 (South) |
E |
東 (East) |
W |
西 (West) |
NE |
北東 (Northeast) |
NW |
北西 (Northwest) |
SE |
南東 (Southeast) |
SW |
南西 (Southwest) |