完璧なクルマを目指して

DRIVEN TO PERFECTION

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DRIVEN TO PERFECTION

マツダのコンパクトハッチバックの歴史を振り返ると、
そのルーツは1963年10月に発売された、
快適性と性能を兼ね備えた2ドアライト商用バン、ファミリアバンへと遡る。

第3世代のMAZDA3は2014年レッドドット・デザイン賞など、世界各国で賞を受賞。
同年、ワールド・カー・オブ・ザ・イヤーのトップ3ファイナリストに選出された。

マツダを代表するモデルとなったMAZDA3は、マツダの新世代商品群の第一弾として、
新しいマツダの始まりを象徴するモデルとしてさらに進化を遂げた。


マツダはクルマをただの移動手段としてだけではなく、
自分らしく生きるための活力と刺激(インスピレーション)をドライバーに提供し、
より充実したライフスタイルを実現することで所有者の生活をより豊かにすることに貢献したいと考えている。

DRIVEN TO PERFECTION

美しいデザインと爽快なドライビング・ダイナミクス。
この共通価値をセダンとハッチバック、
2つの全く異なる個性で体現する新しいMAZDA3への想いをマツダの開発陣が語った。

別府 耕太 開発主査

「すべてのお客様に驚きと歓びを感じて頂き、羨望されるモデルを目指しました」と開発主査の別府耕太は語る。

「ドライビング・ダイナミクス、静粛性、環境性能、高い質感、すべてのパフォーマンスが劇的に改善されたパッケージングとなっています。このクルマを手にしたお客様が、より自分らしく、歓びに満ちた毎日を過ごせることを心から願っています」

土田 康剛 チーフデザイナー

「ボディパネルに映り込む景色のリニアな変化や光の移ろいによって、これまで以上に強い生命感やドラマチックな表現を生み出しています」と土田は語る。

「一見シンプルなフォルムですが、光がクルマに当たると、豊かでかつ興味深い表現が浮かび上がってきます。朝クルマを見たときに見えた表情が、夕方に見ると全く違う表情に変わっていると思います」

新しいMAZDA3の開発主査、別府耕太(べっぷ こうた)はクルマに込めた想いについて、「お客様に想い描いたままの、理想の自分になっていただきたい、という願いを込めて新しいMAZDA3をつくり上げました」と語った。実際のクルマを見れば、彼の言葉が絵空事ではないと実感できる。

新しいMAZDA3のチーフデザイナー、土田康剛(つちだ やすたけ)は「これは大きなチャレンジでした」と語る。
「4ドアセダンのお客様は、伸びやかでエレガントなクルマを求めると思います。一方でハッチバックのお客様は、スポーティさやパッションを大切にされています。デザインチームはそれぞれのお客様の心に響くデザインを生み出すために、各ボディタイプでお客様が望むものを十分に配慮して、それぞれの魅力を最大限に引き出すことに注力しました。その上で、どちらもマツダデザインならではの日本の美意識を、かつてないほど高い次元で体現することを目指しました」

土田のシンプルで情熱溢れる言葉とは裏腹に、彼の話した内容はとてつもなく難解なチャレンジだ。しかしながら、マツダはこの挑戦を実現するために、一切妥協をしないことを決意した。この決意にユニークなアプローチであるSKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTUREが組み合わさった結果、まるで自分の身体の一部のような感覚の、自然なドライブ・フィールを実現したクルマが誕生した。新しいMAZDA3は、まさにゲーム・チェンジャーとなるモデルだ。

PERFORMANCE AND DESIGN

PERFORMANCE AND DESIGN

新しいMAZDA3は従来のモデルよりもよりいっそうクルマとの深い一体感を感じられ、このクラスでは最高レベルのドライビングカーに仕上がっている。

土田によると、5ドアハッチバックはより挑戦を好む人を後押しするような」力強さと色気を表現。4ドアセダンはオーセンティックで味わい深いスタイルで、エレガンスと品格が強調された。どちらも最新の魂動デザインを体現している。

「私達は引き算の美学を通した、ピュアな美しさを目指しています。一見とてもシンプルなフォルムに見えますが、光がクルマに当たると、繊細ながらも豊かで味わい深い表現が浮かび上がってきます」

何世紀にも渡って自然と共存し、培ってきた日本ならではの感性をベースに、絶妙で、シンプルでありながらも豊かさを感じる際立つデザインを生み出す。そうすることで、土田はお客様の生涯に渡るマツダとの絆づくりに貢献したいと考えている。

土田はMAZDA3に長年携わってきた人物だ。最初に担当したのは、初代MAZDA3のエクステリアデザインだった。
「1980年代や90年代を振り返ると、我々は323Fのようなクルマに自分たちのDNAを感じることが出来ます。マツダの歴代のハッチバックを見ていただくと、どれもユニークなリアデザインを持っているでしょう? 私にとっては、これこそがマツダのアイデンティティです。MAZDA3の最も好きな個所でもあります」

※ このページに掲載されている画像は北米仕様車です。

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