完璧なクルマを目指して
DRIVEN TO PERFECTION
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DRIVING EXPERIENCE
「ダッシュボードやメーター周りは、とてもシンプルなデザインとなっています。ドライバーに本当に必要な情報だけをお届けすることで、ドライバーがより運転を楽しむことに集中できるよう、すべてが設計されています」
「ダッシュボードやメーター周りは、とてもシンプルなデザインとなっています。ドライバーに本当に必要な情報だけをお届けすることで、ドライバーがより運転を楽しむことに集中できるよう、すべてが設計されています」
マツダのクルマづくりのフィロソフィーは、単純に速さやスポーティなフィーリングのみを追求するものではない。目指しているのはクルマと常に「一体」だと感じること、そして自然で快適なドライブ体験を得られるものと別府は語る。
フィロソフィーを実現するために、マツダは人間中心の設計思想をさらに突き詰め、全く新しい次世代車両構造技術SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTUREを開発した。エンジン、サスペンション、シート、タイヤ、そのほかのコンポーネントがすべて、相互に作用する。とりわけシート、快適性、従来よりもさらに細かく調整可能になったステアリングホイール位置、そしてペダル位置には並々ならぬ力が注がれている。
ドライバーが運転に集中できるように、新しいMAZDA3には細部も含め、あらゆる改善が施されている。例えば、ワイパーはボンネット下に収納されるようになっている。視覚的なノイズを取り除き視認性を高め、整理されたクリーンな印象を与えることにも貢献している。Aピラーは視認性を改善するために、さらに後ろに移動。ダッシュボードやメーター周りはとてもシンプルなデザインとなっている。これはドライバーに本当に必要な情報だけを届けることで、より運転を楽しむことに集中できるようにする意図がある。
別府の言葉を借りると、キャビンは「究極のプライベートスペース」に仕上がった。使われている素材や部品のクオリティはさらに上質になり、TFTカラー液晶メーターや新しく開発されたグレイン・ダッシュボードが良い例だろう。また、NVHの改善に多くの力が注がれたことが実感できる他、全く新たな発想から生まれた新開発のオーディオシステムが搭載されている。
ENGINES
「マツダの新SKYACTIV-Xエンジンは、ディーゼルエンジンとガソリンエンジン、両方の利点を併せ持つことが最大の特徴です。コストを下げながらも、運転する歓びを広げてくれるエンジンです」
「マツダの新SKYACTIV-Xエンジンは、ディーゼルエンジンとガソリンエンジン、両方の利点を併せ持つことが最大の特徴です。コストを下げながらも、運転する歓びを広げてくれるエンジンです」
話題のSKYACTIV-Xエンジンは、新しいMAZDA3から導入される。この革新的な新しいユニットは、ディーゼルエンジンとガソリンエンジンの良いところを合わせ持つことが特徴だ。質の高いディーゼルエンジンのようにトルクフルでレスポンスが良く、経済的。同時にガソリンエンジンのように軽快、リニアで高回転域まで良く回る。ランニングコストを下げながらも、運転する楽しさを広げてくれる。
マツダの新しいSPCCI技術(Spark Controlled Compression Ignition:火花点火制御圧縮着火)は、ディーゼルエンジンのように高圧縮された混合気をガソリンエンジンようにスパークで着火する。すなわち、スパークによって圧縮着火を制御する技術だ。この非常に効率的な燃焼方式は燃費と性能、両方の改善に貢献する。
ガソリン・ユニットには、「マイルド・ハイブリッド」技術も採用されている。減速時に回生したエネルギーは、バッテリーに電力を供給するために利用され、電動モーターは静止状態からの加速を向上させる。
新しいSKYACTIV-D 1.8Lディーゼルに加え、SKYACTIV-Gガソリンエンジンは1.5L、2.0L、2.5Lという選択肢が設定された。ガソリンエンジンはすべての排気量でより良いパフォーマンスと燃費を提供し、排出ガスを削減する。
SKYACTIV-Dについては、従来の1.5Lエンジンに代わって新しい1.8Lが搭載された。1.8Lはよりスムーズで優れたパフォーマンスを発揮しながらも、実用的なシーンでも高い燃費性能を提供する。
「これまでとは全く違うドライブ体験を、すべてのドライブシーンで感じて頂けるはずです」と別府は言う。
「このクルマを手にしたお客様が、より自分らしく、歓びに満ちた毎日を過ごせることを心から願っています」
※ このページに掲載されている画像は北米仕様車です。