サードシート

操作後は確実にロックされていることを確認してください。走行中シートが不意に動くと姿勢が不安定になるため、思わぬ事故につながるおそれがあります。

◆角度調節 (リクライニング)

リクライニングストラップを引いたまま、背もたれを前後に動かして調節します。
調節後は背もたれを前後に軽くゆさぶって、確実にロックされていることを確認してください。
後ろに倒した背もたれをもとにもどすときは、必ず背もたれを押さえながら操作してください。背もたれを押さえずに操作すると、背もたれが急にもどり、けがをするおそれがあります。

◆ヘッドレスト

使用するときは、上段のロック位置まで引き上げます。
使用しないときは、ロックノブを押したまま下げます。
ヘッドレストをはずした状態で走行しないでください。また、上段のロック位置まで引き上げた状態で使用してください。
取りはずした状態のまま、または下げた状態のまま走行すると、急ブレーキ時や衝突時、頭部への衝撃を防ぐことができなくなり、重大な傷害につながるおそれがあります。

◆アームレスト

前に倒して使用します。

◆荷室を作るとき

サードシートの背もたれを倒すと荷室として広げることができます。

ストラップを引くことにより、シートクッションを沈み込ませながら背もたれを倒すことができます。また、左右席を別々に倒すこともできます。
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倒した背もたれの上や荷室内に人を乗せて、走行しないでください。シートベルトが着用できないため、急ブレーキ時や衝突時に重大な傷害につながるおそれがあります。
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背もたれを倒して荷物を運ぶときは、荷物を確実に固定してください。固定しないで走行すると、急ブレーキ時や衝突時に荷物が動き運転操作のさまたげになるため、思わぬ事故につながるおそれがあります。
シートを操作しているときは、シートの下や動いている部分に手や足などを近づけないでください。手や足などをはさむとけがをするおそれがあります。
背もたれを折りたたむとき
セカンドシートをいちばん前にスライドさせます。
サードシートのシートベルトをホルダーに固定します。
サードシートのヘッドレストを格納します。
ヘッドレスト調節
リクライニングストラップまたはストラップを引いて、背もたれを前に倒します。
(車内から操作するとき)
背もたれを前に倒すときは、必ず背もたれを手で支えながら操作してください。背もたれを手で支えずに操作すると、背もたれが急に倒れ、けがをするおそれがあります。
電動復帰機構付シート非装備車は、背もたれを下方に押しつけロックさせます。
背もたれを倒した後は、背もたれを上下に軽くゆさぶって、確実にロックされていることを確認してください。
セカンドシートをもとの位置にもどします。
もとにもどすとき (電動復帰機構付シート装備車)
スイッチを操作することにより、折りたたんだ背もたれを電動でもとにもどすことができます。

スイッチはラゲッジコンパートメントの右側にあります。
左側 (右側) スイッチを引き続けると、左側 (右側) の背もたれが起き上がります。
サードシートのシートベルトがホルダーに固定されていることを確認します。
背もたれがロックされるまで、スイッチを引き続けます。
背もたれをもとの位置にもどした後は、背もたれを前後に軽くゆさぶって、確実にロックされていることを確認してください。
ストラップ上に赤色の表示が見えているときは、背もたれが確実にロックされていません。背もたれをもとにもどすときは確実にロックするまでスイッチを引き上げ、赤色の表示が見えなくなったことを確認してください。ロックしないまま走行すると、背もたれが急に倒れ、思わぬ事故につながるおそれがあります。
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電動でシートをもとにもどせなくなったときは、次の「もとにもどすとき (電動復帰機構付シート非装備車) 」の手順で操作してください。
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シートをもとにもどした後は、シートベルトのバックルの表を上向き (シートベルトがねじれていない状態) にしてシートクッションの上に置いてください。
もとにもどすとき (電動復帰機構付シート非装備車)
サードシートのシートベルトがホルダーに固定されていることを確認します。
ストラップを引いて背もたれを後ろに引き上げます。
背もたれを後ろに押しつけロックさせます。
背もたれをもとの位置にもどした後は、背もたれを前後に軽くゆさぶって、確実にロックされていることを確認してください。
シートをもとにもどした後は、シートベルトのバックルの表を上向き (シートベルトがねじれていない状態) にしてシートクッションの上に置いてください。