バーグラアラーム (アドバンストキー装備車)★

バーグラアラームはドアやリヤゲート、ボンネットが施錠されているとき、車両や車内の貴重品が盗難にあわないように警報を作動させるシステムです。

不正な侵入をしようとすると、システムが作動し、ホーンや非常点滅灯で周囲に異常を知らせます。
バーグラアラームは、アドバンストキーレス機能、リモートコントロール機能または補助キーで操作します。
車から離れるときは、必ず窓ガラスを閉め、ドアを施錠し、アドバンストキー (補助キー含む) を車内に忘れないようにしてください。

◆システムを設定するとき

システムは次の操作で設定されます。
エンジンスイッチをLOCKの位置にします。補助キー使用時はエンジンスイッチから補助キーを抜きます。
サンルーフ、ボンネットが閉まっていることを確認します。
すべてのドアとリヤゲートを閉め、車外からアドバンストキーレス機能、リモートコントロール機能、補助キーのいずれかで施錠します。

非常点滅灯が1回点滅し、20秒後にシステムが設定されます。

20秒以内に次の操作をした場合、システムは設定されません。
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アドバンストキーのアンロックスイッチを押す。
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いずれかのドア、またはリヤゲートを開ける。
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運転席側のロックノブをアンロックにする。
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ボンネットを開ける。
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エンジンスイッチに補助キーを挿しこむ。
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エンジンスイッチのスタートノブを押し込む、またはリクエストスイッチを押す。
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エンジンスイッチをONの位置にする。
設定されない場合は、再度設定の操作をしてください。
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ロックノブを使用して施錠した場合はシステムを設定することができません。
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システムが正しく設定されていないと、警報は作動しません。

◆警報開始条件

次のいずれかを行なうと、約30秒間ホーンが鳴り、非常点滅灯が点滅します。
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アドバンストキーレス機能、リモートコントロール機能、補助キー以外の方法でドアまたはリヤゲートを開ける。
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ボンネットを開ける。
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スタートノブまたは補助キーを使わずにエンジンスイッチをONの位置にする。
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警報が作動したあと、警報を停止させる操作をせずに、エンジンスイッチをACC、またはLOCK→ONあるいはON→ACC、またはLOCKの位置にする。
約30秒間警報が作動した後、再び警報作動が可能な状態になります。

◆警報を停止するとき

ホーンと非常点滅灯は次のいずれかの操作で停止します。
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アドバンストキーレス機能、リモートコントロール機能、補助キーのいずれかでドアやリヤゲートを解錠する。
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アドバンストキーレス機能を使ってリヤゲートを開ける。 (運転席がロックの時)
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エンジンを始動する。
バーグラアラームに異常が見られる場合はマツダ販売店にご相談ください。

◆システムを解除するとき

システムは次のいずれかの操作で解除されます。
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アドバンストキーレス機能、リモートコントロール機能、補助キーでドアやリヤゲートを解錠する。
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スタートノブまたは補助キーを操作してエンジンスイッチをONの位置にする。

システムが解除されると、非常点滅灯が2回点滅します。

◆作動保証について

次のような場合はバーグラアラームの作動を保証できません。
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バーグラアラームを改造した場合。
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バーグラアラームに付加部品を取り付けた場合。
車両の故障を防ぐために、システムを改造したり、付加部品を取り付けたりしないでください。

◆バーグラアラームラベル

グローブボックスの中に、バーグラアラームが装備されていることを示すラベルがあります。
窓ガラスの下側隅に、車内から貼り付けてください。
ラベルの貼り付けは、貼り付け面の油分やほこりなどをふきとってから行なってください。
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運転席または助手席窓ガラスに貼る場合は、窓枠下側から100mm以下、ドア開口部側から125mm以下の範囲内に貼ることが法律で義務づけられています。
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ラベルを運転のさまたげになる場所 (フロントガラス) には貼らないでください。