日常点検としてタイヤを定期的に点検する
タイヤの点検は法律で義務付けられています。
タイヤは以下の点検をしてください。
点検要領については別冊のメンテナンスノートを参照してください。
◆タイヤの空気圧は必ず指定空気圧に調整する
タイヤの空気圧が不足したままで走行しないでください。タイヤの空気圧が不足していると車両の安定性を損なうばかりでなく、タイヤが偏摩耗したりします。また、タイヤの空気圧が不足したままで高速走行すると、タイヤがバースト (破裂) するなどして、思わぬ事故につながるおそれがあります。
適正空気圧は、運転席ドアを開けたボディー側に貼付されているラベルで確認してください。
◆タイヤの側面などにき裂や損傷のあるタイヤを装着しない
· |
異常があるタイヤを装着しないでください。異常があるタイヤを装着すると、走行中にハンドルがとられたり、異常な振動を感じることがあります。
また、パンクやバースト (破裂) などにより思わぬ事故につながるおそれがあります。
走行中、異常な振動を感じた場合はマツダ販売店で点検を受け、正常なタイヤと交換してください。
|
· |
異常のあるタイヤを装着していると、車の性能 (燃費・走行安定性・制動距離など) が十分に発揮できないばかりでなく、思わぬ事故につながるおそれがあります。また、部品に悪影響をあたえるなど、故障の原因になるおそれがあります。
|
· |
道路の路肩などにタイヤの側面を接触させたり、凹凸やわだちの乗り越しは避けてください。タイヤの損傷、き裂などをまねくおそれがあります。
|
◆摩耗限度をこえたタイヤは装着しない
タイヤの溝の深さが少ないタイヤや摩耗限界表示 (ウェアインジケーター) が現れているタイヤを使用しないでください。そのまま使用すると、制動距離が長くなったり、雨の日にハイドロプレーニング現象※により、ハンドル操作ができなくなったり、タイヤがバースト (破裂) するなど、思わぬ事故につながるおそれがあります。摩耗限界表示が現れたらすみやかに正常なタイヤと交換してください。
※ぬれた路面を高速で走行すると、タイヤと路面の間に水の膜ができ、タイヤが浮いた状態になり、ハンドルやブレーキが効かなくなる現象。