エンジンの始動

◆エンジンをかける前に

フックをはずして、フタを開きます。
燃料取り出しバルブ (赤色) をいっぱいに開きます。
フタを閉めて、フックを止めます。
LPGスイッチのON側を押します。
エンジンをかけるときや走行中はLPGスイッチをONの位置にしてください。
長時間駐車するときはOFF (中立) の位置にしてください。

◆LPGスイッチの使いかた

燃料通路を開閉します。
スイッチ位置
作動
ON
エンジン始動時や走行時の位置。燃料通路が開きます。
OFF
エンジン停止時の位置。燃料通路が閉じます。
EMERG
充電系統が故障したときなど、緊急時に使用します。押している間のみ燃料通路が開きます。

◆エンジンをかけるとき

パーキングブレーキがかかっていることを確認します。
チェンジレバーがN、セレクトレバーがPの位置にあることを確認します。
エンジンをかけるときは必ず運転席に座ってから始動してください。窓越しにエンジンをかけると、万一、チェンジレバーがN、セレクトレバーがP以外に入っていると車が動き、思わぬ事故につながるおそれがあります。
エンジンが冷えているとき
アイドリング調節ノブがもどしてあることを確認します。
ブレーキペダルをしっかりと踏みます。
マニュアル車は、クラッチペダルをいっぱいに踏み込みます。
アクセルペダルは踏まずにエンジンスイッチをSTARTの位置にまわし、エンジンをかけます。
エンジンがかかったらアクセルペダルを少し踏み込み、エンジン回転を安定させます。
アクセルペダルから足を離し、アイドリング調節ノブをエンジン回転が安定する位置まで右側へまわし、暖機を行ないます。
暖機が終わったら、アイドリング調節ノブを左側いっぱいにまわし、エンジン回転を下げます。
燃料通路を規定以上のLPGが流れるとボンベ内の過流防止弁が作動し、エンジンが停止します。
過流防止弁が作動したときはガスもれのおそれがあります。ただちに点検してください。
万一ガスもれがあるときは、燃料取り出しバルブ (赤色) を閉じ、マツダ販売店へ連絡してください。
過流防止弁は燃料取り出しバルブ (赤色) を一度閉じ、再度開くと復帰します。
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エンジン始動時はアクセルペダルを踏まないでください。アクセルペダルを踏んでエンジンを始動すると、空気過多による異常燃焼が発生し、エンジンに悪影響をあたえるおそれがあります。
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エンジン始動直後4~5分間はアクセルペダルをあおらないでください。また、アイドリング調整ノブでエンジン回転数をあげすぎないでください。気化熱がベーパーライザーを凍結させたり、エンジンに悪影響をあたえるおそれがあります。
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連続して10秒以上STARTの位置にまわさないでください。スターターの故障やバッテリーあがりの原因になります。エンジンがかからないときは、エンジンスイッチをLOCKの位置にもどし、10秒以上待ってからかけなおしてください。
暖機運転は水温計の針が動き出す程度で十分です。長時間の暖機運転は燃料のムダ使いになります。
エンジンが暖まっているとき
アイドリング調整ノブがもどしてあることを確認します。
ブレーキペダルをしっかりと踏みます。
マニュアル車は、クラッチペダルをいっぱいに踏み込みます。
アクセルペダルは踏まずにエンジンスイッチをSTARTの位置にまわし、エンジンをかけます。
燃料通路を規定以上のLPGが流れるとボンベ内の過流防止弁が作動し、エンジンが停止します。
過流防止弁が作動したときはガスもれのおそれがあります。ただちに点検してください。
万一ガスもれがあるときは、燃料取り出しバルブ (赤色) を閉じ、マツダ販売店へ連絡してください。
過流防止弁は燃料取り出しバルブ (赤色) を一度閉じ、再度開くと復帰します。
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エンジン始動時はアクセルペダルを踏まないでください。アクセルペダルを踏んでエンジンを始動すると、空気過多による異常燃焼が発生し、エンジンに悪影響をあたえるおそれがあります。
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連続して10秒以上STARTの位置にまわさないでください。スターターの故障やバッテリーあがりの原因になります。エンジンがかからないときは、エンジンスイッチをLOCKの位置にもどし、10秒以上待ってからかけなおしてください。
LPGが濃すぎてエンジンがかかりにくいときは、LPGスイッチをいったんOFFの位置にし、少しスターターをまわしたあと、LPGスイッチをONの位置にしてエンジンをかけてください。