ソフトトップ
ソフトトップ使用上の警告・注意
風が強いときにはソフトトップを開閉しない。
風にあおられ思わぬ事故につながるおそれがあります。
走行中は、車両から手や頭などを出さない。
走行中に車外のものにあたったり、急ブレーキをかけたときに重大な傷害につながるおそれがあります。
折りたたんだソフトトップの上に荷物などを置かない。
走行中に飛散し、思わぬ事故につながるおそれがあります。
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ソフトトップを開けた状態で乗り降りするときは、フロントガラスの角に頭や身体をぶつけないように注意してください。けがをするおそれがあります。
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ソフトトップを開閉するときは、フレームなどで手や指をはさまないよう慎重に行なってください。
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ソフトトップ周辺に落ち葉などがあるときは取り除いてください。ドレーンフィルターに落ち葉などが詰まると、室内に水が入るおそれがあります。ドレーンフィルターの清掃は、年に1回程度行なってください。
→参照「外装をお手入れする」
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ソフトトップを開けるときは、リアウインドーデフォッガー (曇り取り) スイッチがOFFになっていることを確認してください。デフォッガーの熱でソフトトップや内装材が損傷するおそれがあります。
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ソフトトップは高品質の幌生地を使用しているため、手入れの方法を誤ると生地が硬化したり、シミや光沢ムラなどを起こすおそれがあります。
→参照「ソフトトップをお手入れする」
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ソフトトップがぬれた状態で折りたたまないでください。品質低下やカビの原因になります。
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外気温が5 ℃以下のときはソフトトップを開閉しないでください。凍結などにより、ソフトトップが損傷するおそれがあります。
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折りたたんだソフトトップの上に座らないでください。ソフトトップの損傷や、転落してけがをするおそれがあります。
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ロック解除ボタンに赤色の表示が見えているときは、ソフトトップがロックされていません。ソフトトップをもとにもどすときは確実にロックし、赤色の表示が見えないことを確認してください。ロックしないまま走行すると、ソフトトップが不意に開き、思わぬ事故につながるおそれがあります。
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ロック
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アンロック
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赤色の表示
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ソフトトップ (幌) の汚れを水で洗い流すとき、窓ガラスと幌の合わせ目付近に直接水をかけないでください。車内に水が入るおそれがあります。
→参照「ソフトトップをお手入れする」
ソフトトップの概略図

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ソフトトップ
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トップロックレバー
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トップハンドル
ソフトトップの使いかた
ソフトトップを開けるとき
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パーキングブレーキがかかっていることを確認する。
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エンジンがかかっている場合は、エンジンを止める。
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ソフトトップが格納される部分に、物が置かれていないことを確認する。
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ロック解除ボタンを前方に押しながら、トップロックレバーを手前に引いてロックを解除する。
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ロック解除ボタン
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トップロックレバー
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フックをストライカーからはずす。
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フック
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ストライカー
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車両の外側に立ち、ルーフサイド前側を持って、ソフトトップを車両後方へ引く。
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ルーフサイド前側
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リアガラスを手で軽く押さえながら、ソフトトップを後方へ移動し、折りたたむ。
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ソフトトップの後側を押さえた状態で、前側をカチッと音がするまで押さえつける。
ソフトトップをゆさぶり、確実にロックされたことを確認する。
ソフトトップを閉めるとき
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パーキングブレーキがかかっていることを確認する。
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エンジンがかかっている場合は、エンジンを止める。
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ロック解除レバーを上に引き、ロックを解除する。
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ロック解除レバー
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車両の外側に立ち、ルーフサイド前側を持ちながら、ゆっくりと引き上げる。
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ルーフサイド前側
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シートに座り、トップハンドルを持って、ソフトトップをフロントガラス側に押しあてる。
フックがストライカーにかかっていることを確認し、トップロックレバーをゆっくり動かして、カチッと音がするまで押し上げる。
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トップハンドル
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フック
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ストライカー
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ソフトトップの開閉により、自動で窓ガラスが下がります。これは操作性を向上させるための機能で異常ではありません。車両整備などでバッテリーとの接続が断たれたときは、自動で窓ガラスが下がらなくなります。下がらなくなった場合は窓ガラスの自動開閉機構の復帰操作を行なってください。
→参照「自動開閉機構を復帰する」
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ソフトトップを長期間開けた状態で放置すると幌が収縮し、ソフトトップを閉めるときにトップロックレバーのフックがストライカーにかかりにくくなることがあります。
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トップロックレバーをロックしてもソフトトップの閉まりが悪い場合は、マツダ販売店で点検を受けてください。