P (パーキング)
駐車およびエンジンを始動する位置。
Pでのみエンジンスイッチからキーまたは補助キーを抜くことができます。
R (リバース)
車を後退させる位置。
チャイムが鳴り、セレクトレバーがRにはいっていることを運転者に知らせます。
N (ニュートラル)
動力が伝わらない位置。
エンジンを始動することはできますが、安全のためPの位置で行なってください。
D (ドライブ)
通常走行する位置。
車速とアクセルペダルの踏み加減に応じて自動変速します。
M (マニュアル)
マニュアル走行する位置。
ギヤ位置を手動で切り替えることができます。
マニュアルモード
シフトロック装置は、発進時の誤操作を防ぐためのものです。
セレクトレバーをPから動かすとき
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電源ポジションがOFFのときは、セレクトレバーをPから動かすことはできません。
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セレクトレバーがP以外の位置ではキーを抜くことができません。
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シフトロック装置の解除
万一、セレクトレバーをPから操作できないときは、カバーをはずし、ブレーキペダルを踏み、マイナスドライバーなどで解除ボタンを押したままセレクトレバーを操作します。
マイナスドライバーなどを使用するときは、先端に布などを巻いてください。マイナスドライバーなどが直接カバーにあたると、傷がつくおそれがあります。
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セレクトレバーをDからMにいれるとマニュアルモードになります。
マニュアルモードでは、ギヤ比がM1からM7の7段階に設定され、ギヤ位置を手動で切り替えることができます。
セレクトレバーをMからDにいれるとマニュアルモードが解除されます。
停車時にマニュアルモードにした場合、ギヤは1速になります。また、マニュアルモードで走行して停車すると、自動的に1速になります。
停車時は、1速に固定されます。
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表示灯
マニュアルモード表示
マニュアルモードにすると、メーター内にあるセレクトレバー位置表示灯のMが点灯します。
ギヤ位置表示
ギヤ位置が表示されます。
高速走行中、速度によりシフトダウンできないときは、ギヤ位置表示が2回点滅します。
シフトチェンジ (変速) のしかた
セレクトレバーによりシフトチェンジすることができます。
シフトアップ (M1→M2→M3→M4→M5→M6→M7)
セレクトレバーを
側に動かすとシフトアップ (高速ギヤに変速) します。
低速時は速度によりシフトアップできないことがあります。
タコメーターの指針がレッドゾーンに近づくと、トランスミッション保護のため自動的にシフトアップします。
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シフトダウン (M7→M6→M5→M4→M3→M2→M1)
セレクトレバーを
側に動かすとシフトダウン (低速ギヤに変速) します。
高速走行中、またはぬれた路面や積雪路、凍結路を走行しているときは、急激なエンジンブレーキの使用 (シフトダウン) は避けてください。
タイヤがスリップし、思わぬ事故につながるおそれがあります。
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高速走行中は、速度によりシフトダウンできないことがあります。
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減速中は、速度により自動的にシフトダウンします。
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マニュアルモードでは、アクセルペダルをいっぱいに踏み込んでもキックダウンしません。
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シフトチェンジ (変速) 制限速度
シフトアップ
マニュアルモードでは、次の速度条件のときセレクトレバーを操作することによりシフトアップすることができます。低速走行中にシフトアップする場合、各ギヤ位置での制限速度より低いときは変速しません。
ギヤ位置
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速度
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M1 → M2
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13km/h以上
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M2 → M3
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21km/h以上
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M3 → M4
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27km/h以上
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M4 → M5
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34km/h以上
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M5 → M6
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42km/h以上
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M6 → M7
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51km/h以上
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シフトダウン
マニュアルモードでは、次の速度条件のときセレクトレバーを操作することによりシフトダウンすることができます。高速走行中にシフトダウンする場合、各ギヤ位置での制限速度を超えているときは変速しません。このとき、ギヤ位置表示が2回点滅し、変速できないことを運転者に知らせます。
ギヤ位置
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速度
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M2 → M1
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56km/h以下
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M3 → M2
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73km/h以下
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M4 → M3
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97km/h以下
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M5 → M4
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122km/h以下
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M6 → M5
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150km/h以下
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M7 → M6
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183km/h以下
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減速時は速度によりM1まで自動的にシフトダウンします。