ドライバー・パーソナライゼーション・システム

ドライバー・パーソナライゼーション・システムについて

ドライバー・パーソナライゼーション・システムとは、車内のカメラで運転者を認証し、記憶した運転者の各種設定を自動的に復元するシステムです。

グレードや仕様により、次の2つの機能が追加になります。

自動ドライビングポジションガイド

車内にあるカメラの情報と入力した身長から運転者の体格を総合的に判断し、推奨するドライビングポジションに自動調節する機能です。

エントリーアシスト

運転者が乗り降りしやすい状態にシートとステアリングが自動で動く機能です。

ドライバー・パーソナライゼーション・システム使用上の警告・注意

 


ドライバー・パーソナライゼーション・システムでシート、ステアリングが自動的に動いているときは、シート、ステアリングの下やその周辺に手、指、足などを近づけないでください。手、指、足などをはさんで、けがをするおそれがあります。

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ドライバー・パーソナライゼーション・システムの使いかた

 


  • ドライバー・パーソナライゼーション・システムは、ドライバー・モニタリングカメラを使ってお客さまの顔の特徴を数値化して利用します。

  • 次の場合は、運転者を正しく登録、認証できないことがあります。

    • サングラス、マスクなどのアクセサリーを着用しているとき

    • 顔とカメラの間にさえぎる物があるとき

  • 前方またはマツダコネクトの画面に顔を向けると、運転者を認証しやすくなります。

  • 認証中に車両の電源をONにした場合は、ゲストとして認証されます。1回もドア開閉せずに車両の電源をONにすると前回認証している運転者の情報を引き継ぎます。

  • 認証されにくい場合は、顔情報を再度登録してください。メガネやコンタクトなどの2種類の顔を登録することもできます。

  • 顔の似ている人が登録されている場合、誤って認証されることがあります。

    参照「ドライバー・モニタリングカメラについて

登録するとき

  1. 車両の電源をONにする。

  2. マツダコネクトのホーム画面から“設定”を選択する。

  3. “ドライバー パーソナライズ”を選択する。

  4. “ドライバーの新規登録”を選択する。

    マツダコネクトの画面にしたがって、操作してください。

     


    ドアを閉めて、マツダコネクトのホーム画面に「新規登録」が表示されたときは、画面にしたがって操作してください。

  5. (自動ドライビングポジションガイド装備車)

    マツダコネクトの画面にしたがって、運転者の身長を登録する。

    次の項目が自動調節されます。

    • 運転席シート位置 (角度、前後位置、全体高さ、前端高さ)

    • アクティブ・ドライビング・ディスプレイ (表示高さ)

    • ドアミラー角度

    • ステアリング位置 (前後位置、高さ)

     


    • 次のような場合、自動ドライビングポジションガイドを中止します。

      • 運転席シート、ステアリング、ドアミラー、アクティブ・ドライビング・ディスプレイの位置調節をともなう操作したとき

      • キーの施錠スイッチまたは解錠スイッチを操作したとき

      • 車両が走行状態になったとき

      • セレクトレバーをP以外の位置にしたとき

      • シート作動時に一定以上の負荷を検知し、安全機能が作動したとき

  6. マツダコネクトの画面にしたがって、登録を完了する。

作動するとき

乗車時

運転席に座り、ドアを閉める。

登録されている情報と運転者情報の照合を開始します。

認証結果が画面に表示されます。

マツダコネクトの画面に確認メッセージが表示された場合は、メッセージにしたがって、操作してください。

記憶している運転者の各種設定を自動的に復元します。

 


  • ドアミラー角度が可動域の限界近くに調節されている場合は、ドアミラー角度が正しく復元されないことがあります。

  • 記憶させたドライビングポジションに調節済みのときは、音が鳴りません。

  • 次のような場合、ドライビングポジションの調節を中止します。

    • 運転席シート、ステアリング、ドアミラー、アクティブ・ドライビング・ディスプレイの位置調節をともなう操作したとき

    • キーの施錠スイッチまたは解錠スイッチを操作したとき

    • 車両が走行状態になったとき

    • セレクトレバーをP以外の位置にしたとき

    • シート作動時に一定以上の負荷を検知し、安全機能が作動したとき

降車時

シートベルトをはずし、車両の電源をOFFにする。

車両の電源をOFFにした時点のエアコン設定状態、カスタマイズ設定を記憶します。

(エントリーアシスト装備車)

次のすべての状態になると、シート、ステアリングが移動します。

  • 登録されているドライビングポジションである位置またはドライビングポジション調節後一定時間走行した位置にしたとき

  • 車両の電源をOFFにしたとき

  • 運転席のシートベルトをはずしたとき

 


  • エアコン設定状態、カスタマイズ設定は、運転者の入れ替わりや登録済みの他の運転者を選択したときにも記憶します。

  • 次のいずれかの場合は、記憶値を復元せずに現在の設定でエアコンが作動します。

    • フロントガラスの曇り取りが作動していたとき

    • 前回乗車時から外気温度が大きく異なるとき

    • 前回乗車時から日数が一定期間経過したとき

  • 車両の電源をOFFしてから約40秒経過後、運転席シートベルトをはずした場合は、エントリーアシストが作動しないときがあります。

  • シートやステアリングの位置によっては、エントリーアシストが作動しない場合があります。

  • シートの移動する量や、シートとステアリングの移動ON/OFFを変更することができます。

    マツダコネクトホーム画面の“設定”で設定する、またはマツダ販売店にご相談ください。

  • 次のような場合、エントリーアシストを中止します。

    • 運転席シート、ステアリング、ドアミラーの位置調節をともなう操作したとき

    • キーの施錠スイッチまたは解錠スイッチを操作したとき

    • シート作動時に一定以上の負荷を検知し、安全機能が作動したとき

登録内容を編集、削除するとき

車両の電源をONにする。

マツダコネクトのホーム画面から“設定”を選択する。

「ドライバー パーソナライズ」を選択する。

マツダコネクトの画面にしたがって、操作してください。

作動しないように設定するとき

マツダコネクトの操作で設定できます。

マツダコネクトホーム画面の“設定”で設定する、またはマツダ販売店にご相談ください。

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