シート

サードシートへの乗り降り

セカンドシートを前方へスライドさせ、サードシートへ乗り降りします。

 


セカンドシートを操作するときは、セカンドシートに人が乗っていないことを確認する。

人が乗っている状態でセカンドシートを操作すると、背もたれが急に倒れるなど、思わぬ事故につながるおそれがあります。

 


セカンドシートを操作する前に、ヘッドレストが一番下の位置になっていることを確認してください。ヘッドレストを引き上げた状態でセカンドシートを前方へ倒すと、乗り降りするスペースが狭くなり、転倒して、けがをするおそれがあります。

乗り降りしたあとは、必ず背もたれを起こしてください。背もたれが前に倒れているときはシートが固定されていないため、シートが不意に動いて、けがをするおそれがあります。

 


  • セカンドシートにチャイルドシートを取り付けた状態では乗り降りできません。チャイルドシートを取り付けていない方のシートを動かして乗り降りしてください。

(角度調整機構付アームレストタイプ)

  • シートの間を通ることでも、サードシートへの乗り降りができます。アームレストを前に倒した状態にすると通りやすくなります。

  • ヘッドレスト横のレバーを操作して、セカンドシートのロックを解除した状態でリクライニングレバーを操作してもシートを折りたたむことはできません。 セカンドシートを折りたたむときは、いったん背もたれを起こし、シートを後方へスライドさせ、シートをロックさせてから操作してください。

角度調整付アームレストタイプ

乗り降りするとき

  1. ヘッドレストを一番下の位置にします。

    参照「ヘッドレストを調節するとき

  2. ヘッドレスト横のレバーを引き上げると、シートのロックが解除され、背もたれが前に倒れてシートが前方へスライドします。

乗り降りしたあとは

背もたれを起こし、シートを後方へスライドさせ、シートをロックさせます。

セカンドシートコンソールタイプ

 


不意にシート横またはシート背もたれにあるスイッチを押さない。

セカンドシート・サードシートに乗り込むときに、急にシートが動きだし思わぬ事故につながるおそれがあります。

セカンドシートがサードシートへの乗り降りする位置にある状態で、セカンドシートに座らない。

その状態でセカンドシートに座ると、シートベルトが正常に機能しないなど思わぬ事故につながるおそれがあります。ビープ音が鳴り続けるため、シート背もたれにあるスイッチかクッション横のスイッチを押し、シートを適正位置まで動かしてください。

セカンドシートが動いている最中にサードシートへ乗り降りをしない。

セカンドシートが動いている最中に乗り降りをすると、シートにはさまれるなど思わぬ事故につながるおそれがあります。

シートベルトを着用したまま、スイッチを操作しない。

シートベルトを着用したままスイッチを操作しシートを動かすと、正常に作動できないなど思わぬ事故につながるおそれがあります。

 


セカンドシートが動いている最中にシートに無理な力をかけないでください。 無理な力を掛けるとシートに負荷がかかり、作動が停止したり反対方向へ動いたりすることがあります。また、故障の原因となります。

セカンドシートを操作するときは、セカンドシートの上や移動方向に荷物がないことを確認してください。荷物がある状態でセカンドシートを操作すると負荷がかかり、動作が停止したり、反対方向へ動いたりすることがあります。

セカンドシートを操作するときは、フロントシートの位置を確認してください。フロントシートが後ろにある状態、あるいはフロントシートの背もたれを倒した状態でセカンドシートを操作するとフロントシートに当たり、動作が停止することがあります。

スイッチに物が当たらないようにしてください。スイッチが故障したり、誤って作動したりするおそれがあります。

フロントシートのシートバックポケットに大きい物を入れた状態で、セカンドシートを動かすとシートバックポケット内の物が破損するおそれがあります。

 


  • サードシートへの乗り降り操作によるシートの作動を短時間で停止すると、システムがシートの位置を見失い正常に作動しなくなることがあります。この場合は、「スイッチ操作が無効になったときは」の操作を行ってください。

    参照「スイッチ操作が無効になったときは

  • 次の条件のときに、背もたれを起こすとビープ音が連続して鳴り続けます。この場合は、「スイッチ操作が無効になったときは」の操作を行ってください。

    参照「スイッチ操作が無効になったときは

    • シートがサードシートへの乗り降りする位置にあるとき

    • 車両が走行中のとき(通常より早く鳴ります)

    • システムがシートの位置を見失ったとき

    • システムに異常があるとき

乗り降りするとき

  1. ヘッドレストを一番下の位置にします。

    参照「ヘッドレストを調節するとき

  2. シート横または背もたれにあるスイッチをビープ音が1回鳴るまで押し続け、音が鳴ったら指をはなしてください。背もたれが自動で前に倒れます。

  3. シートが前方にスライドし、作動が完了するとビープ音が長く鳴ります。

 


  • 次の条件のときは、ビープ音が連続して鳴りスイッチ操作が無効になります。

    • 約5秒以上スイッチを押し続けたとき

    • 操作したシート横スイッチ側のドアが閉まっているとき

    • シートが動いているとき

    • 背もたれが前に倒れているとき

    • 車両が走行中のとき

    • セレクトレバーがP以外の位置にあり、サイドブレーキがOFFのとき

    • バッテリーが劣化しているとき

    • システムに異常があるとき

  • 次の条件のときは、ビープ音が連続して鳴り動作が停止します。

    • シートの何れかのスイッチを操作したとき

    • 背もたれを起こしたとき

    • 車両が走行したとき

    • セレクトレバーがP以外の位置にあり、サイドブレーキがOFFになったとき

    • 荷物などがはさまったとき

    • 険しい上り坂に停車しているとき

    • 車室内の温度が非常に低いとき

    • バッテリーが劣化しているとき

    • システムに異常があるとき

乗り降りしたあとは

  1. シート横または背もたれにあるスイッチをビープ音が1回鳴るまで押し続け、音が鳴ったら指をはなしてください。自動でシートが後方にスライドし完了するとビープ音が長く鳴ります。

  2. 背もたれを起こしてください。

 


  • 次の条件のときは、ビープ音が連続して鳴りスイッチ操作が無効になります。

    • 約5秒以上スイッチを押し続けたとき

    • シートが動いているとき

    • 背もたれを起こしているとき

    • システムがシートの位置を見失ったとき(このときはビープ音が鳴りません。)

    • バッテリーが劣化しているとき

    • システムに異常があるとき

    ビープ音が鳴らずにスイッチ操作が無効になった場合は、「スイッチ操作が無効になったときは」の操作を行ってください。

    参照「スイッチ操作が無効になったときは

  • 次の条件のときは、ビープ音が連続して鳴り動作が停止します。

    • シートの何れかのスイッチを操作したとき

    • 背もたれを起こしたとき

    • 荷物などがはさまったとき

    • 険しい下り坂に停車しているとき

    • 車室内の温度が非常に低いとき

    • バッテリーが劣化しているとき

    • システムに異常があるとき

シートの作動を停止するとき

シートの作動を停止する場合は、次の操作を行ってください。ビープ音が連続して鳴りシートの作動を停止することができます。

  • シート横または背もたれにあるスイッチを押す

  • 前後調整/角度調整スイッチを押す

  • 背もたれを起こす

停止した後は、シート横または背もたれにあるスイッチを再度押してシートを動かしてください。

はさみ込み防止機構

 


シートを操作する前に人や荷物がないことを確認する。

はさみ込み防止機構は万一のときに人や物を感知してはさまれることを防ぐものです。はさまれかたや形状によってははさみこみを感知できない場合があります。特にお子様には十分気をつけてください。

シートが自動でスライドしているときに、人や荷物など障害物を検知するとビープ音が連続して鳴り、シートが次の状態になります。

前方にスライドしているとき:非常停止します。

後方にスライドしているとき:自動でセカンドシートが前方にスライドし、作動が完了するとビープ音が長く鳴ります。

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