安全なドライブのために
お出かけ前に
ルーフの上に直接荷物を積まない
ルーフの上に直接荷物を積まないでください。荷くずれを起こすなど思わぬ事故につながるおそれがあります。
可燃物、危険物は積まない
燃料の入った容器やスプレー缶は積まないでください。爆発、火災につながるおそれがあり危険です。
運転席足元には物を置かない
運転席足元にあき缶などの物を置かないでください。ブレーキペダルやアクセルペダルに物がはさまると、ペダルを正しく操作できなくなるため、思わぬ事故につながるおそれがあります。
フロアマットは車に合ったものを使用する

フロアマットは純正品を使用することをおすすめします。
フロアマットは車に合ったものを使用し、大きすぎるフロアマットを使用しないでください。
フロアマットを車に敷くときは次の点を守ってください。
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フロアマットは重ねて使用しない。
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フロアカーペットの上のフックでしっかり固定して使用する。
守られていないと、フロアマットがすべったり、ブレーキペダルやアクセルペダルにフロアマットが引っかかったりなど、ペダル操作のさまたげとなり、思わぬ事故につながるおそれがあります。
運転するとき
坂道では回生ブレーキを使う
ブレーキペダルを踏み続けると、ブレーキが過熱し、効きが悪くなることがあります。
下り坂ではフットブレーキと回生ブレーキを併用してください。
走行中はセレクトレバーをニュートラルの位置にしない
回生ブレーキが全く効かないため思わぬ事故につながるおそれがあります。また、EVトランスアクスルの故障につながります。
すべりやすい路面では慎重に運転する
ぬれた路面や凍結路、積雪路などのすべりやすい路面では、急加速や急ブレーキ、急ハンドルを避け、スピードをひかえめにして運転してください。ぬれた路面を高速で走行すると、タイヤと路面の間に水の膜ができ、タイヤが浮いた状態 (ハイドロプレーニング現象) になるおそれがあります。
タイヤがスリップし、思わぬ事故につながるおそれがあります。
冠水した道路を走行しない
冠水した道路を走行しないでください。冠水した道路を走行すると、電気部品や電子部品のショートなど、車両に悪影響をおよぼします。万一、水中にひたってしまったときは、必ずマツダ販売店へご相談ください。
水たまり走行後や洗車後はブレーキの効きを確認する
水たまりを走行した後や洗車後は、ブレーキパッドがぬれているため、ブレーキの効きが悪くなったり、ぬれていない片方のブレーキだけが効いたりして、ハンドルをとられるおそれがあり危険です。ブレーキの効きが悪いときは、低速で走りながら、効きが回復するまでアクセルペダルを放してブレーキペダルを軽く数回踏んでブレーキを乾かしてください。
横風が強いときは慎重に運転する
横風が強く、車が横に流されるようなときは、ハンドルをしっかり握り、スピードを徐々に落としてください。トンネルの出口、橋の上、山を削った切り通しなどは特に横風が発生しやすいので注意してください。走行安定性を失い、思わぬ事故につながるおそれがあります。
ブレーキペダルに足をのせたまま走行しない
ブレーキペダルに足をのせたまま走行しないでください。
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ブレーキの部品が早く摩耗します。
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ブレーキが過熱し、効きが悪くなるおそれがあります。
ブレーキ操作は右足で
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ブレーキペダルは必ず右足で踏んでください。慣れない左足でのブレーキ操作は、緊急時の反応が遅れるなど、適切な操作ができないおそれがあります。
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アクセルペダルの操作でブレーキペダルに靴が接触することがないように、運転に適した靴で運転してください。
こんなことにも注意
発進時には安全を十分確認する
路面などと車両との干渉に注意する
次のようなとき、バンパーなど車体の下部を損傷するおそれがありますので、十分注意してください。
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車止めのある場所への駐車
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路肩に沿っての駐車
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路肩など段差のある場所への乗り降り
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駐車場など急な坂道への出入り
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凸凹やわだちのある道路の走行
アクセサリーを取り付けない
フロントガラスや窓ガラス、また、その周辺にアクセサリーを取り付けると、運転のさまたげになり、思わぬ事故につながるおそれがあります。また、アクセサリーの吸盤が凸レンズの働きをして、火災につながるおそれがあります。
ライターやメガネを車内に放置しない
炎天下に駐車するときは、車内にメガネやライターを放置しないでください。車内が高温になるため、ライターが爆発したり、プラスチックレンズ・プラスチック素材のメガネが変形・ひび割れを起こしたりすることがあります。
駐停車するとき
仮眠するときはEVシステムを停止させる
EVシステムを作動させた状態で仮眠しないでください。無意識にセレクトレバーを動かし、アクセルペダルを踏み込むと、車が発信して思わぬ事故につながるおそれがあります。
坂道駐車はパーキングブレーキをかける
坂道での駐車は、パーキングブレーキをかけ、セレクトレバーをPの位置に入れてください。
急な坂道ではさらに輪止めをしてください。輪止めをしないと車が動き出し、思わぬ事故につながるおそれがあります。
車の移動はEVシステムを始動させる
車を少し移動させるときでも、必ずEVシステムを始動してください。下り坂などで傾斜を利用して移動させると、ハンドルがロックされたり、ブレーキの効きが悪いため思わぬ事故につながったりするおそれがあります。
ハンドルをいっぱいにまわした状態を長く続けない
ハンドルをいっぱいにまわした状態を長く続けると、パワーステアリング装置を損傷するおそれがあります。
車から離れるときはパーキングブレーキをかけ、施錠する
車から離れるときは、EVシステムを停止し、パーキングブレーキがかかっていることを確認して、ドアを施錠してください。また、盗難にあわないために、車内には貴重品を置かないでください。
お子さまを乗せるとき
車から離れるときはお子さまも一緒につれていく
車から離れるときはお子さまだけを車内に残さないでください。
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お子さまのいたずらにより、装置の作動、車の発進、火災など思わぬ事故につながるおそれがあります。
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炎天下の車内は大変高温になり、お子さまが脱水症状を起こすおそれがあります。重症化すると、最悪の場合死に至るなどお子さまの命にかかわる重大な傷害につながるおそれがあり危険です。