充電
充電前の準備
この車両は駆動用バッテリーに蓄えた電力を消費して走行するため、充電が必要です。
充電に関わる部品は、次の箇所に備え付けられています。

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マツダコネクト

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充電ケーブル

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充電ポート
充電ケーブル
充電ケーブルは、電源と車両を繋ぎ、車両に電力を送る部品です。充電ケーブルに関する詳細は、充電ケーブル付属の説明書を参照してください。
基本的には、ご自宅に充電ケーブルを保管してください。充電ケーブルを車載される場合は、次の手順でしっかりと固定してください。
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充電ケーブルを、専用の収納バッグに収納します。
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収納バッグのフック2個を荷室内右側のラゲッジフック2箇所にそれぞれ取り付け、収納バッグを確実に固定します。このとき、収納バッグに取り付けられているロゴが、荷室中央を向くようにしてください。

充電ケーブルの構成部品は、次のとおりです。

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充電コネクター
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コントロールボックス
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充電プラグ
充電コネクター
充電コネクターは、車両側の普通充電ポートと接続する部品です。
充電コネクターを普通充電ポートに接続すると、車両システムが充電コネクターをロックします。
車両システムによるロックは、運転席ドアを解錠すると解除されます。
運転席ドアを解錠しても車両システムによるロックが解除されない場合は、マツダ販売店にご相談ください。
車両システムによるロックの条件を変えることができます。変更手順については、「充電内容の設定」を参照してください。
→参照「充電内容の設定」
コントロールボックス
コントロールボックスは、表示灯を点灯/点滅させて充電状態を示します。
表示灯の点灯/点滅パターンについては、充電ケーブル付属の説明書を参照してください。
充電プラグ
充電プラグは、電源と接続する部品です。
充電ポート
充電ポートとは、充電コネクターを接続する場所周辺を総称したものです。
充電ポートの構成部品は、次のとおりです。

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充電インジケーター
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急速充電ポート
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急速充電ポートキャップ
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充電リッド
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普通充電ポートキャップ
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普通充電ポート
充電インジケーター
充電インジケーターは、点灯/点滅することによって充電状態を示します。
充電インジケーターの点灯/点滅パターンについては、「充電する」を参照してください。
→参照「充電する」
急速充電ポート
急速充電ポートは、急速充電器の充電コネクターと接続する部品です。急速充電をするときに使います。
充電リッド
充電リッドの施錠/解錠は、ドアの施錠/解錠と連動します。
運転席ドアを解錠すると充電リッドが解錠され、運転席ドアを施錠すると充電リッドが施錠されます。
ただし、補助キーを使って運転席ドアを解錠する場合は、充電リッドが解錠されません。
普通充電ポート
普通充電ポートは、充電ケーブルの充電コネクターと接続する部品です。普通充電をするときに使います。
バッテリーヒーター
バッテリーヒーターは、駆動用バッテリーの温度を適切に保つシステムです。
駆動用バッテリーの温度が低下すると走行性能や充電性能が低下するため、バッテリーヒーターによって駆動用バッテリーの温度を保つことで、性能の低下を抑制します。
駐車中または充電中に駆動用バッテリーの温度が著しく低下するとバッテリーヒーターが作動し、規定値まで温度が上昇すると停止します。
ただし、駆動用バッテリー残量が少ないときは、バッテリーヒーターは作動しません。
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バッテリーヒーターは駆動用バッテリーの電力を使用するため、駐車中は充電コネクターを接続しておくことをおすすめします。
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長期間車両を使用しない場合は、マツダコネクトの「設定」でバッテリーヒーターをOFFにすることをおすすめします。
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バッテリーヒーターが作動したときは、充電時間が長くなる場合があります。
バッテリークーリング
運転終了後に駆動用バッテリー温度が高い場合、駆動用バッテリーの寿命をのばすために駐車中に駆動用バッテリーを冷却させることが可能です。運転終了後、「バッテリークーリング」の通知がセンターディスプレイに表示された場合は、「作動させる」を選択することでバッテリークーリングが作動します。