レーダーセンサー

レーダーセンサーについて

レーダーセンサーは、特定方向に電波を送信しつつ反射してもどってきた電波を受信することで対象物を検知します。

車両前方

  1. フロントレーダーセンサー

  2. フロントサイドレーダーセンサー

 

車両後方

  1. リアサイドレーダーセンサー

 


  • レーダーセンサーを正しく機能させるために、次のことをお守りください。

    • サスペンションを改造しないでください。

    • タイヤは指定されたサイズを使用し、4輪ともに同一種類のタイヤを使用してください。また、摩耗状態が著しく異なるタイヤや空気圧が著しく異なるタイヤを、混ぜて使用しないでください (応急用スペアタイヤを含む)。

    • レーダーセンサーに強い水圧を与えたり、強くこすったりしないでください。

    • レーダーセンサー付近の部品に、ステッカーなどを貼り付けないでください。

    • レーダーセンサー付近の部品に異物が付着した場合は、異物を取り除いて車両の電源をOFFにしてください。車両の電源をOFFにすることで、異物検知の状態がリセットされます。

    • レーダーセンサー付近の部品を修理、交換、塗装する場合は、マツダ販売店にご相談ください。

    • レーダーセンサーの前面を覆うような部品を取り付けないでください。

    • ラジエーターグリルおよびエンブレムを正規品以外の物に取り替えないでください。

  • レーダーセンサー付近の部品に強い力がかかった場合は、レーダーセンサーが故障したり、レーダーセンサーの向きがずれたりして、各システムが正常に作動しなくなるおそれがあります。ただちに各システムの使用を中止し、マツダ販売店で点検を受けてください。

 


  • レーダーセンサーは、センサーの異常や前面の汚れなどを検知して運転者に知らせる機能を備えています。対処可能なメッセージが画面に表示された場合は、メッセージに従ってください。

  • レーダーセンサーは、日本国内の電波法の認可を受けています。日本国外で走行する際には、その国の認可を受ける必要があります。

    • 本製品は、電波法に基づく特定無線設備の技術基準適合証明などを受けております。

    • 本製品の改造は禁止されています。 (適合証明番号などが無効となります。)

フロントレーダーセンサー

次のシステムがフロントレーダーセンサーを利用します。

  • ディスタンス & スピード・アラート (DSA)

  • マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール (MRCC)

  • クルージング & トラフィック・サポート (CTS)

  • スマート・ブレーキ・サポート (SBS) の前進時検知機能

  • ドライバー異常時対応システム (DEA)

 


  • 前方車が少ない道路を走行すると、フロントレーダーセンサーの汚れを示すメッセージが一時的に画面に表示されることがあります。

  • 片側に高架が続いている道路を走行すると、フロントレーダーセンサーの機能が一時的に制限されることがあります。

  • 12Vバッテリーが弱くなってきた場合は、フロントレーダーセンサーの検知性能が低下して各システムが正常に作動しなくなるおそれがあります。

  • 次の条件のいずれかを満たしている場合は、フロントレーダーセンサーが前方車や障害物を正確に検知できないことがあります。

    • 天候が悪いとき

    • 前方の視界状況が悪いとき

    • 強力な電波を発する施設や物体などの近くを走行しているとき

    • 前方車の後面が電波を反射しにくいとき

    • 前方車の電波反射面積が小さいとき

    • 自車が傾いているとき

    • フロントレーダーセンサー付近の部品に異物が付着しているとき

  • 次の条件のいずれかを満たしている場合は、フロントレーダーセンサーが隣接車線の車両や周辺の障害物を検知したり、前方車や障害物を検知できなかったりすることがあります。

    • カーブの始まりやカーブの終わりを走行しているとき

    • カーブが連続する道路を走行しているとき

    • 上り坂と下り坂が繰り返される道路を走行しているとき

    • 車線幅の狭い道路を走行しているとき

    • 悪路や未舗装の道路を走行しているとき

    • 前方車がフロントレーダーセンサーの死角にいるとき

    • 前方車との距離が極端に近いとき

    • 前方車が不安定な走行をしているとき

    • 割り込みなどで車両が急接近してきたとき

フロントサイドレーダーセンサー

次のシステムがフロントサイドレーダーセンサーを利用します。

  • 前側方接近車両検知 (FCTA)

  • スマート・ブレーキ・サポート (SBS) の前進時左右接近物検知機能

  • ドライバー異常時対応システム (DEA)

 


  • 次の条件のいずれかを満たしている場合は、フロントサイドレーダーセンサーが対象物を検知できないことがあります。

    • 天候が悪いとき

    • 急カーブや凸凹道路を走行しているとき

    • 隣接した車両のレーダーセンサーによって、電波干渉を受けているとき

    • 隣接した壁や車両によって、フロントサイドレーダーセンサーの検知範囲がさまたげられたり、レーダーが反射されたりしているとき

    • 自車の前方または側方から、車両などが検知範囲に突然進入してきたとき

    • 対象物が非常に小さいとき

    • 対象物が非常に低い/高いとき

    • 車両が旋回しながら接近してくるとき

    • 停止していた車両などが突然動き始めたとき

    • 複数の物体が同時に移動しているとき

    • フロントサイドレーダーセンサー付近のバンパーが変形しているとき

    • フロントサイドレーダーセンサー付近のバンパーに異物が付着しているとき

    • フロントサイドレーダーセンサー付近の温度が非常に高いとき

  • フロントサイドレーダーセンサーは、次のような対象物を検知できないことがあります。

    • 動物

    • 歩行者

    • 低速で移動している、自転車および小型の二輪車

    • ショッピングカート

    • 道路上および道路端の静止物体

    • レーダーが反射しにくい形状の車両

リアサイドレーダーセンサー

次のシステムがリアサイドレーダーセンサーを利用します。

  • ブラインド・スポット・モニタリング (BSM)

  • ブラインド・スポット・モニタリング (BSM) の降車時警告機能付

  • 後側方接近車両検知 (RCTA)

  • スマート・ブレーキ・サポート (SBS) の後進時左右接近物検知機能

  • 緊急時車線維持支援 (ELK) の側方危険回避アシスト機能

  • ドライバー異常時対応システム (DEA)

 


  • 次の条件のいずれかを満たしている場合は、リアサイドレーダーセンサーが対象物を検知できないことがあります。

    • 天候が悪いとき

    • 急カーブや凸凹道路を走行しているとき

    • 隣接した車両のレーダーセンサーによって、電波干渉を受けているとき

    • 隣接した壁や車両によって、フロントサイドレーダーセンサーの検知範囲がさまたげられたり、レーダーが反射されたりしているとき

    • 自車の前方または側方から、車両などが検知範囲に突然進入してきたとき

    • 対象物が非常に小さいとき

    • 対象物が非常に低い/高いとき

    • 車両が旋回しながら接近してくるとき

    • 停止していた車両などが突然動き始めたとき

    • 複数の物体が同時に移動しているとき

    • リアサイドレーダーセンサー付近のバンパーが変形しているとき

    • リアサイドレーダーセンサー付近のバンパーに異物が付着しているとき

    • リアサイドレーダーセンサー付近の温度が非常に高いとき

    • トレーラーをけん引しているとき

  • リアサイドレーダーセンサーは、次のような対象物を検知できないことがあります。

    • 動物

    • 歩行者

    • 低速で移動している、自転車および小型の二輪車

    • ショッピングカート

    • 道路上および道路端の静止物体

    • レーダーが反射しにくい形状の車両

    • 自車とほとんど速度差がなく、長い時間並走している車両

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