ドライバー・モニタリング

ドライバー・モニタリングについて

ドライバー・モニタリングは、運転者の危険な状態・行動を検知して、運転者に危険を知らせるシステムです。

ドライバー・モニタリングには、警報機能とドライバー異常時対応システム (DEA) 連携機能とがあります。

警報機能

ドライバー・モニタリングの基本機能です。次の2つの機能があります。

眠気検知機能

眠気検知機能は、運転者の眠気の程度を検知します。運転者の眠気を検知すると、画面表示と警報音で運転者に休憩を促します。

画面表示と警報音は2段階あります。

 

警報パターン (注意)

運転者の眠気を検知した場合に休憩を促します。

 

警報パターン (警告)

運転者のより強い眠気を検知した場合に休憩を促します。

脇見検知機能

脇見検知機能は、運転者の脇見を検知します。運転者の脇見を検知すると、画面表示と警報音で運転者に注意を促します。

ドライバー異常時対応システム (DEA) 連携機能

DEAが装備されている場合は、ドライバー・モニタリングの機能が拡張されます。次の2つの機能があります。

居眠り検知機能

居眠り検知機能は、運転者に強い眠気が続いている場合に居眠りをしていると判断します。運転者の居眠りを検知すると、DEAが作動します。

急病検知機能

急病検知機能は、運転者の異常姿勢を検知した場合に急病が起きていると判断します。運転者の急病を検知すると、DEAが作動します。

 

DEAについては、次の項目を参照してください。

参照 「ドライバー異常時対応システム (DEA) について

ドライバー・モニタリング使用上の警告・注意

 


ドライバー・モニタリングを過信しない。

ドライバー・モニタリングは運転者の眠気、脇見、居眠り、急病による事故などを防止するものではありませんので、システムを過信すると思わぬ事故につながるおそれがあります。運転に集中し、適切にハンドルを操作してください。

また、道路状況や走行状況などによっては、システムが運転者の眠気、脇見、居眠り、急病を適切に検知できないことがあります。運転者は十分に休憩を取り、安全運転を心がけてください。

ドライバー・モニタリングカメラを適切に取り扱う。

ドライバー・モニタリングカメラが対象物を正しく検知できない場合、思わぬ事故につながるおそれがあります。

参照「ドライバー・モニタリングカメラについて

ドライバー・モニタリングの使いかた

眠気検知機能が作動するとき

次の条件をすべて満たしている場合に、眠気検知機能が作動します。

  • 車両を約20分以上走行させたとき

  • 車速が約5 km/h以上のとき

  • システムが運転者の眠気を検知したとき

眠気検知機能が作動している場合は、画面表示と警報音で運転者に休憩を促します。

メーター (Aタイプ)

警報パターン (注意) (白)

  1. “休憩をおすすめします”

 

警報パターン (警告) (橙)

  1. “休憩をおすすめします”

メーター (Bタイプ)

警報パターン (注意) (白)

  1. “休憩をおすすめします”

 

警報パターン (警告) (橙)

  1. “休憩をおすすめします”

 

 


  • 眠気検知機能は一度休憩を促すと、次の間は休憩をお知らせしません。

    • 警報パターン (注意) のお知らせ後、45分間は次回の警報パターン (注意) をお知らせしません。

    • 警報パターン (警告) のお知らせ後、15分間は次回の警報パターン (警告) をお知らせしません。

    • 警報パターン (警告) のお知らせ後、45分間は次回の警報パターン (注意) をお知らせしません。

    ただし、さらに強い眠気を検知した場合は休憩をお知らせします。

  • ドライバー・モニタリングカメラが運転者を正しく認識していない場合は、眠気検知機能が正常に作動しないことがあります。

    参照「ドライバー・モニタリングカメラについて

  • 次の条件のいずれかを満たしている場合は、眠気検知機能が正常に作動しないことがあります。

    • 伏し目になっているとき

    • 目を細めたり、目を閉じたりしているとき

    • 片目を閉じているとき

    • 笑っているとき

脇見検知機能が作動するとき

次の条件をすべて満たしている場合に、脇見検知機能が作動します。

  • 車速が約30 km/h以上のとき

  • システムが運転者の脇見を検知したとき

脇見検知機能が作動している場合は、画面表示と警報音で運転者に注意を促します。

メーター (Aタイプ)

  1. “脇見運転を検知しました”

メーター (Bタイプ)

  1. “脇見運転を検知しました”

 


  • ドライバー・モニタリングカメラが運転者を正しく認識していない場合は、脇見検知機能が正常に作動しないことがあります。

    参照「ドライバー・モニタリングカメラについて

  • 次の条件のいずれかを満たしている場合は、脇見検知機能が正常に作動しないことがあります。

    • 視線が動いているとき、または視線が動き終わった直後

    • 視線と顔の向きが大きく異なっているとき

    • 頻繁に顔の向きや視線を正面方向以外に向けているとき

    • 顔を大きく傾けて運転しているとき

    • 運転者が大きく動いているとき

居眠り検知機能が作動するとき

次の条件をすべて満たしている場合に、居眠り検知機能が作動します。

  • 車両を約20分以上走行させたとき

  • 運転者の強い眠気が一定時間続いたとき

居眠り検知機能が作動している場合は、ドライバー異常時対応システム (DEA) が作動します。

 


次の条件のいずれかを満たしている場合は、居眠り検知機能が正常に作動しないことがあります。

  • 伏し目になっているとき

  • 目を細めたり、目を閉じたりしているとき

  • 片目を閉じているとき

  • 笑っているとき

急病検知機能が作動するとき

次の条件のいずれかを満たしている場合に、急病検知機能が作動します。

  • 運転姿勢の崩れがあるとき

  • ハンドルから手を放した状態、または緩く握った状態が一定時間続いたとき

急病検知機能が作動している場合は、ドライバー異常時対応システム (DEA) が作動します。

 


次の条件のいずれかを満たしている場合は、急病検知機能が正常に作動しないことがあります。

  • 顔を大きく傾けて運転しているとき

  • 運転者が大きく動いているとき

ドライバー・モニタリングをOFFにする

マツダコネクトでドライバー・モニタリングをOFFにできます。

→マツダコネクト取扱書 「設定」

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